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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

book

「コンテナ物語」(マルク・レビンソン)は面白いけど長い

コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版 作者:マルク・レビンソン 日経BP Amazon 岡田斗司夫のYouTubeで、あのひろゆきが絶賛していたと紹介していた本。釣られて買いました。ビル・ゲイツが帯書いてます。 見た目通り厚く長い本。でも…

「正欲」(朝井リョウ)は何か納得できない何か何か

正欲(新潮文庫) 作者:朝井リョウ 新潮社 Amazon 本屋大賞ハズレなし、という家訓にのっとって購入した本。お題のとおりこれは性欲について書かれた本である。しかしその性欲が社会的に正しいものなのか?、否、性欲に正しいとか正しくないとかあるんだろう…

「悶絶スパイラル」(三浦しをん)櫻井敦司よさらば

悶絶スパイラル (新潮文庫) 作者:三浦 しをん 新潮社 Amazon 例によって三浦しをんの楽しいエッセイ集から。読み終えたのはだいぶ前です。しかし数日前のとんでもないニュースが。あのBACK-TICKのボーカルの櫻井敦司が、コンサート中に倒れたニュースはそれ…

「はじめての」(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都)とYOASOBIの共演がすばらしい

はじめての 作者:島本理生,辻村深月,宮部みゆき,森絵都 水鈴社 Amazon 4人の直木賞作家がYOASOBIとコラボレーション。それがこの本の主旨。「はじめての」という題材を4人の作家に与え、短編小説を書かせて一冊の本にする。いや~、それだけでも恐ろしい企画…

「桃色トワイライト」(三浦しをん)の記録だけ

桃色トワイライト (新潮文庫) 作者:しをん, 三浦 新潮社 Amazon 例によって楽しくて思い切り笑える、しをんのエッセイ。

「乙女なげやり」(三浦しをん)の記録だけ

乙女なげやり(新潮文庫) 作者:三浦しをん 新潮社 Amazon もう何冊目か、三浦しをんのエッセイ。相変わらずの腐りっぷりで大いに笑かせてくれてます。

「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ)は泣かされちゃうんだよ

52ヘルツのクジラたち【特典付き】 (中公文庫) 作者:町田そのこ 中央公論新社 Amazon 本屋大賞受賞作品だったので購入。はじめての作家さん。大分の小さな海辺の街。主人公の三島貴瑚(みしまきこ)、あだ名はキナコ。以前祖母が住んでいた家に住むことに。 …

「夢のような幸福」(三浦しをん)は相変わらず楽しいエッセイ

夢のような幸福(新潮文庫) 作者:三浦しをん 新潮社 Amazon なんともかわいらしい表紙絵。前回書いたように、しをんのエッセイがあまりに面白かったので、数冊大人買いをした古い順で2番目の文庫本。ちなみに前回とは↓ 2003.12月刊行(新刊)とあるのでしを…

「仏果を得ず」(三浦しをん)は文楽を知らんでも大丈夫

仏果を得ず (双葉文庫) 作者:三浦しをん 双葉社 Amazon ここのところ、本はこの人、三浦しをんしか読んでません。メモ(わたしは本を読むときメモを取るのです)の最期に感想が書いてあったので、それをそのまま載せます。 感想メモ。 まず、読む前に危惧し…

「しをんのしおり」(三浦しをん)大人買いしたエッセイを若い方から

しをんのしおり(新潮文庫) 作者:三浦しをん 新潮社 Amazon 以前ですね、読んだ三浦しをんのエッセイですが(これね↓) koyan.hatenablog.com それがあまりにも面白かったんで、彼女のエッセイを数冊大人買いしました。それを単行本の刊行順に並べ、一番古…

「木暮荘物語」(三浦しをん)は木暮じいさんが一番面白い

木暮荘物語 (祥伝社文庫) 作者:三浦 しをん 祥伝社 Amazon ここのところ三浦しをんばかり読んでいる。この本も近所の古本屋で彼女の本をいくつかまとめて買ったもの。体調の悪さは徐々にではあるけれど、上向きな気がしてきている。そこにこの作品。いい具合…

「むかしのはなし」(三浦しをん)は昔話とそんなにリンクしていない

むかしのはなし 作者:三浦しをん 幻冬舎 Amazon 最近体調のせいか読む力が衰えている気がするので、なんとなく軽そうなこの作品を選択。裏表紙より「今、昔話が生まれるとしたら」がテーマらしい。それともうひとつ、三か月後に巨大隕石が地球に衝突する、予…

「光」(三浦しをん)は重すぎた

光 (集英社文庫) 作者:三浦 しをん 集英社 Amazon すいません、どうにもここ二週間ほど体調が悪く、心理的にも絶不調で、そのタイミングでこの作品を読み始めたものだから、さらに具合が悪くなる方向へいざなわれて...。 そうなんです、お題の通り、重い、ん…

「盤上の向日葵」(柚月裕子)は前半の未来感と終盤の先のなさ

盤上の向日葵 作者:柚月 裕子 中央公論新社 Amazon すいません、感想を書こうとしばらく積んで置いたら、すっかり記憶がなくなって結末すら覚えていないことに唖然。慌てて最後の方をざっと流し読み。う~ん、これで正確な感想(メモ)が書けるのか???。 …

「まほろ駅前多田便利軒」(三浦しをん)は女性が描いた男のアレ

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) 作者:三浦 しをん 文藝春秋 Amazon これね、ずっと前に観たんですよドラマで。たしか松田龍平、お兄ちゃんが主役で、相手役の独特の男が、え~、ん~、瑛太???、というおぼつかない記憶。ググります。 び、び、びっくり…

「誰か」(宮部みゆき)は小泉孝太郎だった

誰か―Somebody (文春文庫) 作者:みゆき, 宮部 文藝春秋 Amazon どこぞの大きな会社の会長の娘と結婚。本社ビルの隣の3階建ての古びたビルで、広報の仕事。1Fはシャレオツな喫茶店。会長の運転手が自転車に轢かれて死亡。娘たちがその死を不審に思い、捜査の…

「ビロウな話で恐縮です」(三浦しをん)は立派な腐女子

ビロウな話で恐縮です日記 (新潮文庫) 作者:しをん, 三浦 新潮社 Amazon 近所の古本屋さんで作者目当てで適当にごそっと買ったウチの一つ。この直前までクソ読み辛い(いや辛いんじゃなくて時間がかかる)「亡国のイージス」(感想)だったので、ここは思い…

「亡国のイージス」は面白いけど読むの疲れる

亡国のイージス【上下合本版】 (講談社文庫) 作者:福井晴敏 講談社 Amazon 単行本で上下2冊、読みました。いや~時間がかかったこと、かかったこと(2回書く)。つまらないとか読みずらいとかじゃないんです。あの海外SFの悪夢のように↓ koyan.hatenablog.co…

「かがみの孤城 上・下巻」(辻村深月)は若さを感じる

かがみの孤城 上 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 ポプラ社 Amazon かがみの孤城 下 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 ポプラ社 Amazon TVCMでガンガンアニメ映画の宣伝しまくりなこの作品。なんと2018年の本屋大賞受賞作で、しかも過去最高の投票数を獲得したとのこ…

「いたこニーチェ」(適菜収)は結局難しくてわからんのです

いたこニーチェ 作者:適菜 収 飛鳥新社 Amazon 以前とある誤解から読んでしまったニーチェの解説本↓ koyan.hatenablog.com 面白かったんですよ、お題のように。でも、2回読んでもまだまだわからない。そう、肝心の要のところが理解できないむずがゆさ、があ…

「月は無慈悲な夜の女王」(ロバート・A・ハインライン)はとても読みづらいのであった

月は無慈悲な夜の女王 作者:ロバート A ハインライン,矢野 徹 早川書房 Amazon う~ん、このブックカバーじゃないんだよね。 www.suruga-ya.jp コチラ↑です。この絵なんですけど、最初気づかなかったんですが、よ~く見ると月から岩石が降ってきてますよね。…

「風が強く吹いている」(三浦しをん)は駅伝が嫌いな人でも読めます

風が強く吹いている(新潮文庫) 作者:三浦しをん 新潮社 Amazon 三浦しをんです。以前、この作品↓で文章がとても気に入ってしまいました。 koyan.hatenablog.com も一度この人の作品を読みたいと思っていたところで、例によって本屋大賞でこの作者の作品を…

「死神の精度」(伊坂幸太郎)は苦手な短編集だけど...

死神の精度 (文春文庫) 作者:伊坂 幸太郎 文藝春秋 Amazon 表題の通り、わたしは短編集が苦手。それは終わるのが速すぎるから。もっと読んでいたい、もっと書いていて欲しい、みたいな欲求が抑えきれない感じです。でもこれって?、と前から疑問を抱いている…

「天地明察」の原作本と映画の感想

天地明察(特別合本版) (角川文庫) 作者:冲方 丁 KADOKAWA Amazon 原作本です。調べてみると2010年の本屋大賞を取っています。わたしが本を選ぶ時の基準はこの本屋大賞。な~んですが、実はこの作品、先に映画を録画していたのですね。 天地明察 ブルーレイ…

「永い言い訳」は終盤ほどグッとくる

永い言い訳 本木雅弘 Amazon 本屋大賞受賞作が続きます。この表紙、映画のソレですけど、この絵、あり得ないんです。まだ映画は観ていませんが、どう使っているんでしょうか、このカット。 さて、原作本です。面白いことにこの映画の絵を見ていても、わたし…

「タイタンの妖女」(カート・ヴォネガット・ジュニア)は何が面白いのだろう?

タイタンの妖女 作者:カート ヴォネガット ジュニア 早川書房 Amazon ちょぼちょぼ本は読んでいるのですが、そのほとんどが日本の作品と言えるくらい、海外の作品、特に海外小説に至ってはほぼ読んだことがないくらい、だと思う。そんなわたしですが、YouTub…

「淋しい狩人」(宮部みゆき)のドラマが録れたので原作を先に読んでみた、ら(唖然)

淋しい狩人 (新潮文庫) 作者:みゆき, 宮部 新潮社 Amazon お題の件、BSの番組表を毎日漁っているのですが、たまたま宮部みゆきの文字を発見。2時間ドラマ「淋しい狩人」です。もちろん原作は未読。先にドラマを観ようかとも思ったのですが、おそらく原作の方…

「そして、バトンは渡された」(瀬尾まい子)は強い娘じゃないんだよ(涙

そして、バトンは渡された (文春文庫) 作者:瀬尾 まいこ 文藝春秋 Amazon 高校2年生の優子。一緒に暮らしているのは森宮さんという20歳(だったかな)年上の男性。血のつながりはないが現在のお父さんである。物語はココからはじまる。 優子は幾度となく名字…

「謎解きはディナーのあとで ベスト版」(東川篤哉)は短編集だった

謎解きはディナーのあとで ベスト版 (小学館文庫) 作者:篤哉, 東川 小学館 Amazon もちろん本屋大賞受賞作から選んだ作品。これ、テレビで櫻井翔がドラマやってたやつだよね。わたしゃ観てないんで知らないんだけれど、つれあいが観ていたらしくて、主人公の…

「中庭の出来事」(恩田陸)は脚本家(脚本(脚本))で混乱必須

中庭の出来事(新潮文庫) 作者:恩田 陸 新潮社 Amazon 久々の恩田陸。最近本屋大賞受賞作品を漁っているわたしですが、コレは確か違う気がする。なんだろ、近くの古本屋さんで見つけたのかな?、それとも山本周五郎賞だから?。覚えてない。 チラっと中を開…