これね、ずっと前に観たんですよドラマで。たしか松田龍平、お兄ちゃんが主役で、相手役の独特の男が、え~、ん~、瑛太???、というおぼつかない記憶。ググります。
び、び、びっくり!。わたしゃ主人公の多田が松田龍平で、あのおかしな行天が瑛太だと思ってこの本を読んでいたんですが、なんと、まったくの逆!。信じられない、オレの記憶力w。
このドラマ、当然のように内容はよく覚えていないんですが、なんとなくわるくなかった、not so bad!、そういい感じの印象だったんですよ。だからわざわざドラマで観たとわかっていて、原作本を見つけたときに買ったわけです。
ドラマ先行パターンは、以前の↓
これのせいで、なんかよろしくない雰囲気をまとってしまっていたので、ちょっと不安でしたが、こちらの原作は十分に面白かったですよ、はい。
作者があの、腐女子のしをんですからね。この二人の関係もそういう?、なんて勘ぐりましたが、普通に読み進められます。でもね、なんて言うんだろ、友情ってのも違う気がするんですが、さすがに女性が描いた男同士の関係って、男の肌感からするとやはりちょっと違和感を覚えるのです。
主人公の多田は普通の男子っぽいので置いといて、あの行天。性格と言うかキャラがワケワカメ。何を考えているのかわからないタイプ。そう、拾ってきた猫のよう。で、思い出したのが、今現在サブスクで読んでいる中にこんな漫画がありまして↓
これを思い出した次第。いや、すべてが似ているわけじゃないけれど、猫ゆえのこのわけわからん行動具合が、なんとなく行天と被るような気がしないでもない。てか、この飼い主との関係の方がアレか?。いわゆるワケワカメキャラを受け入れる男の気持ち?。
というわけで、やはりというかなんというか、このまほろ駅前便利軒からも、BLのそこはかとない匂いを感じてしまうわたしでした。でもね、先に書いた通り、面白かったからいいんです、はい。あ~、しをんのエッセイ↓、もっと読みたいわ。
P.S. ドラマのね、エンディング曲(「まともがわからない」坂本慎太郎)が妙に頭に残っていて↓
ドラマ終了後もずいぶんと後まで、鼻歌なんぞをやっていた記憶アリ。もしかしたらカラオケも?やったかな。すごく難しい曲だけど。