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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「アーヤと魔女」はなかなか楽しい

 

 ジブリだったんですね、ぜんぜん知らなかった。監督はあの宮崎吾郎。偏屈親父をもったおかげでいろいろ苦労している息子さんです。フルCGのアニメ映画。

 正直、主人公は可愛くない。ハサミムシ頭も可愛くない。キャラ的にはあの怖いおっさん、彼が一番立ってるというか、見た目が目立つ。でも、まあ、いいんですよ。観てて楽しかったから。

 ジジ的にゃんこはちょっとアレだけど、周りの人を自分の思い通りに動かそうとする、主人公の少女の心意気はあっぱれです。しょうもない大人たちですし。

 というわけで、お早い締ですが、楽しめればすべて良し。おススメしておきますよ。

「ヒトラーの大衆扇動術」はリーダー向け啓蒙書

 

 いくつか前の記事で↓

koyan.hatenablog.com

ってのを書いたんですが、その第二弾です。また、読んでみ~と上司から渡された本です。まずお断りしておきますが、この書にも書かれております通り、決してヒトラーを崇拝したり、褒めたたえたりするつもりはありません。ただ、史実に忠実に、ヒトラーの意外な人格や行為を第三者の目線で評価しているだけです。

 前書でだいたいのところは抑えてありましたので、大きな驚きはなかったのが正直なところ。記憶の詳細をさらに埋めていく感じ。といっても、もうけっこう忘れてますが。

 確実に言えるのは、お題にある通り、この書はある程度の規模の集団のリーダーはかくあるべし、というヒトラーの優れた人々を掌握する術を学びなさいという、啓蒙書であることです。

 もちろん、まったく同じように真似しろとは言ってません。ヒトラーの犯した過ちを考慮しつつ啓蒙しております。が、どうにもこうにも、わたし向けじゃありません。読みながら常々感じていたのが、いったいどんな人を対象読者として書いているのだろうという点。字面のまま読んでしまうと、どうにもそこが不明確というか、こんな方法アリエンだろ?って感じで。おそらく、おそらくですが、そういう気持ちも持ちつつやらなあかんよ!、てな感じで筆者は書いているのだろうと。

 というわけで、なんか上手に読めた気がしません。帯にあるように、啓蒙というより分析してるだけと思った方が良さそうです、読み手としては。

「メンフィス・ベル」は青い

 

 なんで録画したのか記憶なし。戦争ものだからかもしれない。チラっと調べたら、イギリス空軍ではなく、イギリスに駐留していたアメリカ空軍のおハナシでした。メンフィスは地名だと思うのだけれど、お題は爆撃機に付けられた愛称。この爆撃機が24回の空爆を無傷で終え、次の25回目が終われば祖国へ帰れるという設定。そこでドイツの工場を狙えとの難しい命令が下ってしまう。

 乗組員は10人前後(記憶曖昧)。プロペラ4発のボーイングの爆撃機。パイロット(上官)、副パイロット、爆撃地点を計測してボタンを押す人、その他はそれぞれの機銃席に陣取って、敵の戦闘機を打ち落とす役。もうね、出入り口自体が狭くて、わたしゃこの飛行機にすら乗り込めないかもしれない(閉所恐怖症)。

 とにかくみんな若いんですよ、兵隊さん。正直、その若さにあてられて、途中観ているのが辛くなったんですが、頑張って最後まで観ましたよ、うん。この先は書きませんが、あそこまで観たら最後まで観るのが正解でした。それなりに、それなりに。

 というわけで、じいさんにはある意味キツイ世代の作品ですが、涙はしっかりと流れたのでいいとしましょう。おススメは、やめておきます。

「ヘラクレス」はなかなか

 

 出演者も、監督も、知らない映画だったのだけどなんとなく予約録画。この手の古代ギリシャの神話を扱った作品って、CGが肝なんですが、これがちゃんとしてるんですよ、この作品。こういうの、好き。

 でもね、肝心のヘラクレス。神の子というのは宣伝文句で、あくまでも人間が名を上げるために神話を利用している、という設定です。だからCGで描かれた神話の怪物たちは、あくまでも空想の存在、なのがわたしとしては悲しい、けど。

 CGがしっかりしているだけじゃなく、ストーリーやカメラもちゃんとしてまして、誰もが観られる作品に仕上がっております。まあ、好きなジャンルですからバイアスかかった評価になっているのは、ご愛敬。

 というわけで、ギリシャ神話の怪物や英雄が好きな人には、オススメしておきます。突出してるわけじゃないけど、ちゃんと楽しめますよ。そこが大事。

「劇場版 あよ日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は泣くだけ

 

 さて、前回(約花?)にも書いた「あの花」です。ちょっと時間軸がわかりにくいのですが、メンマとの別れからある程度時間が経って、って1年後ですかね、メモリアル的に、またみんなであの基地に集まろう、というおハナシ(あっているか不安)。

 おのおの、メンマへの気持ちを書いた手紙を持参し、それをお焚き火しようということになっていて、みんなそれぞれ苦労しながら手紙を書いております、とくにアナル

 そんな苦労の中で過去を振り返りながらおハナシは進んでいきます。なので時間軸が、あれ?、コレって今?、過去?ってな感じでごちゃごちゃになりやすかったのは、わたしの時間把握能力のせいです、はい。

 もうね、すぐに泣きましたよ。だってわたしとしては珍しく、大方の流れは記憶しているので。ようつべでも15分ほどのダイジェスト動画を観てますし。もちろん号泣しながら。

 でもね、肝心のメンマの願いだけはすっかり忘れておりました。終盤でそのものズバリのシーンを観て、そうだよね、そうだったよね、と。でも、その願いもそうだけど、本当の願いは...、ってオチのつけかたも良かった。自然な流れで、こじつけ感なくて。

 とうわけで、ひたすら泣くことのできる作品です。そうそう、アナルのワンピースミニがとてもかわいかった。幸せになれるといいですね、アナル。万が一、まだ観てない人は、どうすんだ?、アニメの放送されたものを観ればいいのか?。劇場版はその後にしないといけません。注意してください。おススメです(涙。

「サヨナラの朝に約束の花をかざろう」はややこしい

 

 なぜこのアニメを録画したか?、それはあの名作「あの花」のスタッフが制作したものだから。ちなみに今現在、「あの花」の劇場版を鑑賞中です。もう、観始めてからずっと泣きっぱなしですが。

 閑話休題。で、それなりに期待して鑑賞を始めたのですが、まずなんだろ、世界観がよくわからん。パツキンの美男美女の国?。見た目は老いずにやたら長寿命。長老はあんなかわいい顔して400歳だとか。お仕事を機織り。織った布は希少らしく高価で売れる?。

 そんな平和な国、とういか村に、ドラゴンに乗った兵士たちが来襲。なにやらその国の権力者が、この長寿の血を求めて人さらいに来た様子。で、連れていかれたのが、長老?、もうここで記憶定かでない。

 そう、この作品の問題点(個人的な、ね)は、みんな奇麗で若くて長髪なねーちゃんなため、誰が誰やらわからないこと。名前も当然のようにカタカナなんで、なかなか覚えづらい。故に、本当にだれがだれやら、わからない。

 前述の連れていかれた娘も、ずっと長老だと思っていたんだけど、それにしちゃ声というかしゃべり方が違うし、と違和感を覚えていたんですよ。そしてオーラスで崖の上から飛び降りるシーンが。これって最初に同じ場面で似たようなことやっていた子ってこと?。つまり長老じゃないの?。う~ん、よくわからん。

 というわけで、誰が誰だかわからないけれど、泣くのには苦労しません。もうわんわん泣きながら鑑賞していました。特に母と子の関係について。そうですね、これはもう一度、鑑賞しなおさないといけない作品なのかもしれません。うん、もう一度観ましょう。おススメです。観てください。

「MIHUNE: THE LAST SAMURAI」三船は格好いい

 

 日本を代表する俳優、三船敏郎のドキュメント映画。もうね、これは好みの問題ですが、わたし個人的に三船大好きなので、もう、お題のような感想しかありません。この作品を観て、さらにその思いを強くするばかり。

 なんたってお気に入りなのは「用心棒」と「椿三十郎」。どちらも会社からの笑える映画を創れというお達しにより制作されたそうな。そして、黒澤明監督との最後の作品になったのが、「赤ひげ」だそうな。その後、黒澤明は病んでしまい、自殺未遂まで起こしたとか。

 あと、三船は東宝からプロダクションの設立を促され、訳者としても、経営者としても、とても苦労したそうです。テレビドラマの三船もよく覚えていますが、経営のために始めたと聞くと、なんとも寂しい思いでした。

 というわけで、なぜか筆が進まないまま、終わりにします。三船敏郎に少しでも興味のある方は、ぜひ観てください。おススメします。

 

「イスラーム国の衝撃」は読みやすいけど難しい

 

 例の上司から借りたコーラン三部作のメモはコチラ↓

「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本 - koyanの明石

「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる - koyanの明石

「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い - koyanの明石

 その後に借りたのが、お堅そうな本↓

「「イスラム原理主義」とは何か」(山内昌之編)は難しいけど勉強になる - koyanの明石

 さらにその後に借りた本が一番わかりやすかったというオチ↓

「イスラムの怒り」(内藤正典)はわかりやすく面白い - koyanの明石

 そして次に借りたのが↓

「タリバン」(田中宇)でアフガンのお勉強 - koyanの明石

 長くなりましたが、今回の本がコチラ↓

 

 なんたって、最新の情報がタリバンの本の2001年ですから、イスラーム国の存在すら知りませんでした。それでもこの本が2015年出版ですから、まだまだ現在の2021年までに知識が追いついておりません。ご了承ください。

 カリフですか、イスラムの国を統治する人の位っていうんでしょうか?。その宣言をしたのがこの本にあるイスラーム国。肝心なことは、国として土地に固着してというか、ちゃんと収めようとする国土としての意識があること、だそうです。場所はシリアからイラクにまたがる感じで。

 この本の帯には「残虐な公開処刑には狙いがある!」と。内容的にはそれほど重点を置いて処刑については語っておりませんが、それはそれ、本を売るためのうたい文句、キャッチコピーですね。もちろん、処刑についてもある程度細かくは語っておりますが、それよりも、なぜ台頭したとか、アル=カーイダとの違いとか、若者が集まる理由とか、どの程度の戦闘力か、とか等々、これも帯に書いてあるんですがw、それ以外の方がよっぽど詳しいです。

 でですよ、読み終えてすでに数日。内容が濃すぎてわたしの頭の中はまるで整理されずに、忘れ去られていくばかり。でもね、読みやすさはあります。わかりやすさもあります。ただただ、情報量が多いので、そう、知りたいことが山ほど書いてあるので、本当に頭の整理ができなかった、ってのが正直なところ。

 というわけで、内容についてはほぼ書けなくて申し訳ありません。もっともっと何かを読まないと、イスラムという国々や人々のことを理解することはできません。まったく触れもしなかった前のわたしに比べれば、かなり勉強はした感、はあります。おススメです。イスラムを知る上でも、読んでおいた方が良いと、わたしは思います。

「おいしい給食」はドラマ1の完結編だったのね

 

 市原隼人の熱演が面白くて、最初っからドラマも観ておりました。今はそのドラマもシーズン2の終わり近くなってます(終わった?)。そのシーズン2を観ていて疑問だったのが、市原隼人の転任。教員委員会によると、なにやら先の学校で給食絡みの不祥事があったとかなかったとか?。おや、シーズン1を最後まで観ていたわたしに、そのイベントの記憶がない。おかしい。と思っていたところにこの映画を発見。さっそく予約録画しました。

 な~るほど、そういうわけだったのですね。シーズン1の完結編がこの劇場版だったとは。正直、あまり好きじゃありません、こういうの。前にWOWOWだったかな?、モズとかいうドラマがこの方式をとってまして、最期がそのまま観られずに憤慨した記憶があります。

 ともあれ、市原隼人演じる先生と、神野クンでしたっけ?、彼の給食への情熱に目頭が熱くなってしまいました。最後のカップラーメンを食べるシーンもよかったです。

 というわけで、ドラマを観ていない方、とりあえずこの映画を観るのもアリだと思います。おススメしておきます。かなり面白いですよ。

「ナチスの発明」はけっこう驚き

 

 まずはじめにお断りしておきますが、この本の冒頭にも書かれているとおり、決してナチスを肯定、擁護しようとしているわけではないことを了承の上、よろしければ読んでください。

 ロケットPA(スピーカーシステムね)等々、それもナチスの発明だったのかとその数の多さに驚くこともあるのですが、わたしが一番驚いたのは、ナチスの政策でした。

 記憶に残っているのがアウトバーン。財政立て直しの柱として始めた公共事業?ですが、その予算の46%がなんと労働者の賃金として支払われたそうです。わかります、この驚き。日本の一例をあげてましたが、日本の場合多くてもその値は10%だそうです。それじゃその差額はどこへ?、そう、企業が利益として持って行ってしまうのでした。

 他の法令でも、企業の株の配当金は6%までと制限してまして、それ以上の余剰金を企業が得た場合、指定された銀行に強制的に預けさせたと。そのお金は国が使うのです。

 そう、企業や資本家の搾取をなるべくやめさせて、所得の格差をなくそうとしていたのですね。一党独裁だからことできた強硬な政策ですが、現在の資本主義での所得の格差を考えれば、少しでもいいから見習うべきだと思うのは、貧乏なわたしだけでしょうか?。

 というわけで、決して許されない行いをうやむやにする気はありません。ただ、だからといって一切を見ることもなく評価すべきではないはず。そんなことを考えさせてくれた本でした。読みやすく、厚さの割には短時間で読めるので、オススメしておきます。

「ファイアーフォックス」は怖いのです

 

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  • クリント・イーストウッド
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 1982年の作品だそうです。ソ連の最新式戦闘機をアメリカが盗みに行くというとんでもない内容。なにが怖いって?、ソ連にスパイとして侵入して、世にも貴重な戦闘機に乗り込んで、飛んで帰るっていうハナシですよ?。そんな怖いこと、絶対にやりたくありません、です、はい。

 当時としてかなり凝ったCGだったんでしょうね、と思わせる作り。相変わらず無茶ばかりのクリント・イーストウッドですが、今回は少しだけ一般人っぽい。ベトナム戦争のトラウマを抱えており、なんでもかんでも「やればできるでしょ?」みたいな傲慢さはありません。だから余計に怖い。

 とにもかくにも、序盤過ぎたらほぼ舞台はソ連ですから、それだけで身の毛がよだちます。本当に駄目。わたし、高いところと、狭いところと、ソ連だけはダメなんです。

 というわけで、わたしにとっては下手なホラー映画よりも怖い映画でした。年代を感じますが、それほど悪目立ちしていません。おススメしておきます。

「木洩れ日に泳ぐ魚」(恩田陸)はいけない恋?

 

 はい、恩田陸です。なにやら帯を見ると、本屋大賞直木賞をW受賞したさくひんだそうな。「続きが気になりすぎて、電車を乗り過ごしました」なんて読者のコメントが書かれております。すごく、期待しちゃうじゃないですか?。

 二人のカップルが別れの最後の夜を、夜通しで語り合うというおハナシ。相手が殺人犯ではないか?とお互いに疑っているようで、その事件も気になりますし、なんでわざわざ徹夜までして語り合うのか?。謎は多い。

 でですよ、どうやら別れたくて別れるわけではない、みたい。その理由は書きませんが、とても背徳感の高い、怪しい雰囲気にムラムラとしてしまうわたし。この根本的な命題は最後まで続くのですが、思わぬ終わり方を見せます。そこがすごく納得なんですよ。片思いばかりしているわたし的には。

 肝心の事件ですが、それほど興味を惹かれなかったってのが正直な感想。どちらかが犯人か?、と疑うにはあまりにも動機が見えない。犯人捜しよりも理由探し、といった方がぴったり来ます。

 一つ気になったのが、草で輪を作って罠を作っていたと思っていたのに、すんなりそこを棚に上げて納得してしまう流れがあります。そりゃおかしいでしょ?、絶対に。一番究明しなければいけないポイントなのに。

 というわけで、この作品、恩田陸にしてはとても読みやすいというか、わかりやすいので、とてもオススメしたいのです。だから、もう、書けない。読んでくださいよ、とても面白いですから。

「夜は短し歩けよ少女」はズルい

 

 前にも観ているんですが、メモがなかったので今回の感想をば。独特な絵の世界。そう、あの

のキャラたちがそのまま出てきます。主役が恋する黒髪の乙女なんですが、四畳半とは若干違うような記憶。でもね、黒髪の乙女なんですよ。おかしくないですか?、この日本において髪を敢えて染めない限りは、みな黒髪の乙女なわけです。なのに、それが魅力の一つ、否、大きな魅力あるものとして見えてしまう。

 そうそう、この絵柄の作品をもう一つ観てました。

 すごく独特で、すんなり入るには違和感のある世界。なのに、入ってしまうとドップリ浸かってしまう中毒性があります。

 閑話休題。で、今作の黒髪の乙女、可愛いんですよ、とにもかくにも。黒髪に醤油顔。けっして美人じゃない。赤い髪留めに赤いワンピース。性格は絵にかいたようないい子。好奇心旺盛でなんにでも顔を突っ込む。お酒はうわばみ級。でも、色恋沙汰には疎い。そりゃ恋した先輩も苦労するってもんです。

 要は、惚れちゃうわけです、観ているわたしも。ズルいよね~、こういうの。わかってて観続ける。恋しちゃうってわかってても、避けられない、除けられない。こんな娘とデートできたら、どれほど楽しいことか?。そう夢想するしかない辛さよ。

 というわけで、惚れやすいわたしには、毒な作品です。みなさんも苦しんでください。おススメします。

「アルカトラズからの脱出」

 

アルカトラズからの脱出 [Blu-ray]

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  • クリント・イーストウッド
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 なつかしいね、思わず予約録画してしまいました。公開されたのが1979年。それってわたしが高校を卒業した年。曖昧な記憶だけど、映画館で観たような記憶アリ。なんたってクリント・イースト・ウッドが好きだったから。「ダーティーハリー」も映画館で観たし、その原型である「マンハッタン無宿」も後で調べて観たりしていました。そもそもファンになったのは西部劇。「夕陽のガンマン」の写真をデカデカと乗せたサントラ盤LPは、わたしが初めて買ったLPの第一号ですから。

 というクリント愛?は置いといて、アルカトラズ。この手の作品は今はかなり苦手。窮屈な環境。コツコツと見つからないように努力。狭い穴を通り抜ける。最後の瞬間にすべてをかけ、失敗したら終わり。そんなプレッシャーをもうこの年になると受けたくない、ってのが正直なところ。

 でもね、そんな苦しさの中にも、なんかクリントならやってのけちゃうオーラがガシガシ出ていて、何度もあった脱出をダメにするような危機も、サラッとやりすごしちゃうんですよ。それ自体は不自然で笑っちゃうんだけれども、クリントだから許せちゃうみたいな。

 というわけで、この人はいつまで経っても、わたしのヒーローなんだと改めて認識した次第。作品の紹介になってませんが、忘備録ということでご勘弁を。名作です。ぜひ観てください。

麻雀覇同道伝説 天牌外伝2

  なんとなく麻雀が見たくて予約録画。わたしはルールこそ知っているものの、実際に麻雀を打つのはドヘタな野郎で、肝心の点数計算すらできません。でも、たまにやりたくなるし、人が打っているのも見たくなります。

 この手の作品としては、麻雀放浪記なんてのが有名ですが、こちらは?と観てみると、フムフム、渋い帽子のオッサンが主人公。時代も時代なら原田芳雄がやっていそうな役どころ。松田賢二って人なんですね、どうやらOVA界隈で有名な人らしくて、あの辺見えみりの元旦だとか。

 この松田賢二、渋いし格好もいいのでついつい最後まで観てしまいました。内容的には特に突出した点はないのですが、悪くない出来だと思います。

 というわけで、簡単ですが麻雀好きに勧めるといろいろ問題が怒ったりするのでしょうか?。わたしのようなライト、否、ど素人の打ち手なら拘らずに楽しめるのかな?、一応、オススメです。