1982年の作品だそうです。ソ連の最新式戦闘機をアメリカが盗みに行くというとんでもない内容。なにが怖いって?、ソ連にスパイとして侵入して、世にも貴重な戦闘機に乗り込んで、飛んで帰るっていうハナシですよ?。そんな怖いこと、絶対にやりたくありません、です、はい。
当時としてかなり凝ったCGだったんでしょうね、と思わせる作り。相変わらず無茶ばかりのクリント・イーストウッドですが、今回は少しだけ一般人っぽい。ベトナム戦争のトラウマを抱えており、なんでもかんでも「やればできるでしょ?」みたいな傲慢さはありません。だから余計に怖い。
とにもかくにも、序盤過ぎたらほぼ舞台はソ連ですから、それだけで身の毛がよだちます。本当に駄目。わたし、高いところと、狭いところと、ソ連だけはダメなんです。
というわけで、わたしにとっては下手なホラー映画よりも怖い映画でした。年代を感じますが、それほど悪目立ちしていません。おススメしておきます。