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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「アリー/スター誕生」はガガだったのね

 

 知らないってことは恐ろしいことですね。なんでこの映画を予約録画したのか記憶がありません。今から思えばその名があったからなのかもしれません。だって、まったく趣味じゃない題名ですから。

 でもね、何も考えずに観始めました。鼻のデカい女の子。歌は上手いらしい。どこでしょ、場末のバーかなんかで歌っている。あ、おかまバーでした。

 そこに有名歌手である男がフラッと立ち寄り、彼女の魅力にほれ込んで自分のライブに出します。他の人にも評価された彼女はプロモートのお誘いがあり、個人として売り出すことに。

 いや~、ホントですよ、嘘ついてません。オジサン的には顔見てもわからないんですよ。だから、主演の女性があのレディー・ガガと知ったのは、作品の最後のテロップを見たとき。そりゃもう、驚きましたさ。自分がいかに世間知らずだってことに。

 おかげさまで、変な色眼鏡をかけずに作品を堪能することができました。ラストにつながるフラグは立ちっぱなしなんで覚悟はしていたのですが、途中からもう泣いちゃって、泣いちゃって。

 というわけで、思い切り泣けたので感謝しかありません。面白かったです。この作品について一切ググったりしていないので、これがガガの自伝的なものなのか?、他者の伝記的なものなのかさえも知りません。なんかテロップで誰かさんに捧ぐ、みたいなのあった気がします。でも、それは女性の名前だった気がします。おススメです。観てください。

「トキワ荘の青春」はよくわからん

 

 お題はある意味本当に失礼なんですけど、なんだろうか?、予想と違い過ぎたというかなんというか、正直な感想ではあります。

 かの有名なトキワ荘。なんかもっとワイワイ、ガヤガヤしてくれるのかと思ったら、すごく地味。手塚治虫はそうそうに居なくなり、主人公の寺田って人をモックンがやってるんだけれど、誰ですかそれ?、となっちゃうわたし。失礼だね。思い浮かぶのは「のらくろ」を描いた人?くらいだが、時代が違うだろうし(名前もぜんぜん違いました)。

 藤子不二雄はわかるんですよ、なんとなく。だって2人で描いてるから。あとよく出てくる石森正太郎。ベレー帽の小さい人だよね、ベレー帽2人いてややこしいけど。あとは終盤ではっきりしたのが赤塚不二夫。居たのはわかってたけど、あ、この人なんだと認識するのが遅かった。

 正直、後の人はわかりません。生瀬勝久古田新太という役者がいるなという感覚だけ。そうそう、チラっとつげ義春が出てたよね。そうそう、あのベスパみたいのにのってたのはつのだじろうか。

 というわけで、地味なんです。リアリティー重視なんでしょうが、みなさん、地味。その点に文句を言ってはいけない。いけないよね。だから個人的にはオススメできません。楽しくなかったから。ごめんなさい。

「劇画ヒットラー」は読みであり

 以前、ヒトラーに関する本を上司より二つ借りて読みました ↓

koyan.hatenablog.com

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 で、今回はとある本を検索中にたまたま見つけたこの本 ↓

 今手元にないんで詳しく書けないんですが、帯が凄いんですよ。たしか「これを読まずに水木しげるを読んだ気になるな!」(けっこう派手目に尾ひれ付けてる)とか、「こんなに人間臭いヒトラーは他にない」とか、「ヒトラー最高の入門書」とか。

 つまりは水木しける大先生、恐ろしく調べ上げてこの本を書いているようです。ま、ヒトラーですから適当に書くことはできないでしょうが。ともあれ読んでみればわかります。その読みでのある事。劇画などと馬鹿にしてはいけません。予想を上行く読みにくさ(だから読み応えだって)。しかも文庫本だから字が小さい、ちいさい。

 前述の2冊で少しは予習しておりましたが、ヒトラーの障害をなぞるような本は初めてです。新鮮でした。

 ナチスが独裁政治を行った後も、ゲシュタポの行動が目に余るからヒトラーが諫めたみたいなハナシは読んでましたが、この本によると、けっこう内部でゴタゴタガあったようです。そこが新しく感じたところ。

 そしてひとつだけ。ユダヤ人らの虐殺に関してはほとんど触れていません(あえて冒頭のみで触れたのは作者の意図でしょうが)。それは何故なのか?。わからないですが、既知のこととして敢えて避けたとしても、物語として妙に奇麗に終わってしまった感が強い。その違和感はずっと残っています。

 というわけで、まさにヒトラー入門書としてものすごくよく書けている作品だと思います。一読の価値あり、と偉そうに思っております。おススメです。

「クワイエット・プレイス」映画って音が大事だと思った

 

 BS放送を予約録画。どっかで聞いたことある設定なんだけど、観てないハズ。で、やはり初見でした。

 宇宙からの侵略者のせいで、多くの人類を失った地球。その侵略者は目は見えませんが、恐ろしいほどの聴覚で、音を立てた人間を凄まじい闘争本能で殺してしまう、という設定がすでに進んでいて、とある親子5人の家族連れに焦点が当てられます。

 街にはスーパーらしきものもありますが、住んでいるのはそのそばの牧場。親はもちろん、下の子は何歳かな?、5つくらい?。その子までもが音をたてないように生活しております。

 かなり冒頭のところで、この一番下の子が侵略者に襲われます。その辺まで観ていてやはり違和感が。たしかに音を立てないように行動することはいいんですが、どうしても鳴る音ってのがあるじゃないですか?。衣擦れとか、足音とか、呼吸音とか、その他いろいろ。それがすべてカットされているんですよ、作品的に。

 それが逆に恐ろしさを増幅させているとも言えますが、わたしには違和感しか覚えられませんでした。あと他に、自然が発する音。風邪など吹いていれば、ありとあらゆるところで音がします。それもほとんどがオフられてます。おかしい。

 そう、あまりに音のしない映画なので、だんだんつまらなくなりました、正直言って。野心作ではあるんでしょうが、映画って音が大事なんだなと改めて思った次第。

 というわけで、終わり方からして明らかに続編を意識しております。てか、映画紹介のところで、もうパート2があるって言ってました。それだけ人気だったと。期待した分だけ、落胆も大きかった気がします。悪い作品じゃないんですけどね。

 

「クレオパトラの夢」(恩田陸)は先読みしたくなる

 

 お題の先読みってのは、こう本を読んでいて、すぐ先の行につい目が行ってしまう、そう、はやくその先を知りたくなるってことです。そんだけ面白いってこと。こんな経験初めてだったので、思わずお題にしてしまいました。

 裏表紙には「MAZE」というシリーズ第1作があって、その2作目ってことらしい。つまりは主人公が同じキャラの神原恵弥という人だ。なになに、MAZE読んでないけど大丈夫?。なんかTVドラマシリーズを意識した内容?、てな具合に読む前に少々不安になってしまいました。

 読み始める。女言葉話してるけど、明らかに男だわ、この神原恵弥。つまりはおねえってことか?。場所はクリスマス前の寒い寒いH市(函館という地名を伏せているのはなぜか?)。歳は三十代半ばとか。なにやらとても美しい男らしい。

 その彼がH市に来たのは、双子の妹、和見に会うため。こちらも二卵性とはいえ同じように美しいらしい。

 内容についてはごちゃごちゃしているのであまり書きませんが、面白いですよ、当初の不安はなんだったのかというくらい。探偵ものじゃないけど、推理要素が多い。徐々に、徐々に明らかになっていく事実。ま、これがじれったいくらい終盤に集中しちゃっているんだけど。

 というわけで、さすが恩田陸ってことでしょうか?。こんなにも面白いものをたくさん書ける彼女は偉大です。おススメです、読んでください。おっと、わたしも「MAZE」を読まないと。

「裏窓」のジェームズは優男

 

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  • ジェームズ・スチュワート
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 ご存知の通り名監督アルフレッド・ヒッチコックの作品。1954年というから、私の体の影も形もなかった昔ですよ。

 主演はお題のジェームズ・スチュアート。フリー?のカメラマンで、何かの事故で左脚を骨折。石膏のギブスを巻き巻きされて7か月の固定中。もちろん寄りかかって立つのがやっと。歩くことはまるでできません。車椅子生活です。

 そんな彼が住むアパートの窓の外は、まわりをグルリと他のアパートが囲っている中庭っぽいところ。当然、他のアパートの住人の窓からその暮らしぶりが見えたりします。

 今の時代なら考えられないことですが、彼は暇を持て余して住人観察に勤しんでおります。ある時怪しい夫婦の情景を見てしまった彼。なにやら事件の香り。カメラマンの魂が黙っちゃいない、てな感じで観察を続けます。

 ストーリー的にはひどく単純。でもね、ちゃんとラストにはヒッチコックらしい恐怖を味わうことができます。ちゃんとオチまでついてw。

 で、気になったのがジェームズ。もちろんいい男なんですが、今どきの男優なら脱いだら凄いって人ばかりだけれど、当時の役者さんはそれほど筋肉には執着がないらしく、けっこうというかかなりの痩せっぽち。まさに優男。上半身の着替えのシーンで気になっただけですが、時代を感じました。

 それにしてもグレース・ケリー。ほんとに見目麗しいこと。正直、なんでこんなきれいな彼女がジェームズに夢中で、彼の方がそれほど惚れこんでいるわけじゃないという関係が信じられない。もったいないったらありゃしない。

 というわけで、かなり古い作品ですが、十二分に楽しめました。てか、いつものように風呂の中で観ていたんですが、単調なせいか途中で居眠りすることしばし。単調な割に、なんかややこしい。そんな作品です。おススメは他のヒッチコックの名作の方にしておきます。

「まひるの月を追いかけて」(恩田陸)はロードムービー

 

 またもや、恩田陸です。いやはや、面白いですよ、恩田陸。最近続けて何冊も読んでますが、まるで飽きることがありません。

 今回の裏表紙には「恩田ワールド全開のミステリーロードノベル」なんて書いてあります。そう、奈良の名所の旅を通してストーリーが展開。まるでロードムービーを観ているかのように。

 ところがです。この「ミステリー」という言葉がちょっと引っかかりました。恩田陸といえばミステリー、なんて思われているかと想像しますが、今作はどうにもミステリーと呼ぶにふさわしくないような気がします。たしかに謎な点は次々に現れますが、なんていうんですか、ミステリーというほどドキドキしません。

 でもですね、面白いんです。失踪した義兄の元カノに誘われて旅行に出る主人公の女の子。女の子というにはアレですか?。だって離婚経験者ですからね。なんか読んでいると登場人物みんなが若く思えてしかたない。

 しばらくすると、え?。またしばらくすると、ええ?。またまた、えええ?。そんな感じの展開。でもね、だます方も決して悪い人には思えない。だから、ミステリーっぽさを感じないのでしょうか?。

 というわけで、何を書いているかいつものようによくわかりませんが、この作品を読むと、京都もいいけど奈良も旅したいな!、とかなりの確率で感じられると思います。おススメです。

「真昼の死闘」はシャーリーですよ

 

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  • クリント・イーストウッド/シャーリー・マクレーン/マニュエル・ファブレガス/アルベルト・モラン
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 おそらくクリント・イーストウッドの懐かしい西部劇ということで予約録画したんだと思いますが、なんとあのシャーリー・マクレーンが出てましたよ。といいつつ、前にたぶん観てます、たぶん。

 わたしの一番好きな映画は「アパートの鍵貸します」。そう、シャーリー・マクレーンですよ。なんたって若い彼女の魅力と言ったら、たまらない。かわいい。すごく好き。

 で、今調べたんですが、アパートの彼女は26歳。この映画はその10年後でした。そう、ちょっとおばさん化してるなと思ったんですよ。でも初っ端の半裸シーンはうれしかったけれど。

 というわけで、シャーリーについてはうれしさ半分。けっきょくやはり、クリントの格好良さがすべてと言っていいと思います。かの名作と名高い「夕陽のガンマン」の数年後という作品になります。

 シャーリーとのやりとりがずっと続き、最終的には目的であったフランスの騎兵隊?をやっつけろ!って形になっております。でもですね、お題の真昼、どう考えてもおかしい。フランス軍に攻め込んだのは夜ですよ。なんで真昼の死闘なんだか、ぜんぜん意味わかりません。

 というわけで、とにかく格好いいクリントが観たい人におススメします。もう、だた、それだけ。

「約束のネバーランド」は北川景子が主役

 

 アニメで観ていた作品の実写化。こりゃかなり難しいぞと思いますよね、実写化については。さて、どんな塩梅か?。

 お題にある通り、演技で際立っていたのはイザベラ役の北川景子。もう、ダントツの迫力。確かにクローネ役の渡辺直美も悪くはないが、北川景子の前では霞んでしまう。

 というのがわたしの感想。そうです、主役のエマ役を演じた浜辺美波、わたしの好きな若手女優ですが、今回はダメ。たしかにエマってかなり活発で明るい性格の女の子だけど、どうもそこを強調しすぎていて、どうしても一本調子に見えてしまう。もっと抑揚をつけた方がいい、と思う。

 浜辺美波ちゃんはやればできる子なので、おそらく監督の演技指導がマズったとわたし個人的には想像してしまいます。残念。

 というわけで、当然のようにおハナシはまだまだ先が残されておりますが、続きも作るんでしょうか?。味方になるオニの出来にかかってると予想します。フルCGじゃ辛いだろうから、特殊メイクになるのか?。なんて思いながら、オススメはちょっとアレかな?、って感じ。

「居眠り磐音」はやるせない

 

 時代劇時代が珍しい世の中になってしまいました。そんなわけで予約録画。2019年公開の作品。主演は松坂桃李。背、高いね、彼。

 序盤が酷い。とにかく酷い。書きたくないくらい、酷い。正直、人物関係はよく覚えていませんが、不貞を働いたという噂だけで妹だか奥さんだかを斬るわけですよ、若い侍が。その切られた女性の兄だか旦那が遺体を引き取りに行ったんですが、けっきょくその男を斬るわけです。この人の気持ちはよくわかる。あんな奴は斬った方がいい。

 がしかし、江戸時代ですから、大変な騒動になるわけで。もう、とにかく観ていて気分が悪いくらい、酷い展開。

 なんだかんだ松坂が家を失って浪人生活。うなぎ屋や用心棒で日銭を稼ぐ。彼には心に決めた女性が居たのですが、そのごたごたのせいで、離れ離れに。彼自身、自分の罪滅ぼしとして、彼女には会わないことを決意してるわけです。

 もう、何書いてるか自分でもよくわかりません。とにかく貴重な時代劇です。ぜひ観てください。精神やられますけど。

「月の裏側」(恩田陸)は重厚なおハナシ

 

月の裏側

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 厚いです。文庫本で比較的小さなフォントで、462ページ。ちょっと読み初めに躊躇しそうな本の厚さ。でもね、思いのほかクライマックスは早く来ちゃうんですよね。

 YANAKURA市。どこぞがモデルになってるそうで、町中に張り巡らされた掘割。そうそう、九州の長崎ですかね、干潟とか有明海って言葉も出てきたような?(記憶曖昧)。そこのとある町で老人の失踪事件が相次ぎます。不思議なことに約一週間ほどで本人が戻ってくるのですが、なぜかその間の記憶がなく、特に健康上に問題もなくて、なにやら鼻をつままれたような事件なんです。

 そこに住んでいる協一郎という元大学教授のおっさんが、元教え子(だったかな?)の多聞というおじさんを呼び出す。その目的がその失踪事件の調査。そうそう、多聞の大学の後輩である協一郎の娘、藍子も同時に呼び出しております。

 事件が起きた家は、なぜかあの掘割に面しています。協一郎は掘割が怪しいと思い、自分が住んでいた家が掘割に面していたため、わざわざ掘割から離れるように引っ越しまでしております。そうだ、協一郎の息子夫婦もその失踪事件の当事者だったりします。今は引っ越してこの街には居ないけれども。

 なんかハナシが長くなりそう。読んでいるときに疑問を感じたところをメモっておいたので、それを書きますね。

1. 多聞と藍子が図書館にいたとき、それはもう大変な事件が起きます。この失踪事件にかかわりつつ真相に迫れるような、大事件。なのになぜか2人が家に帰った後(協一郎の家、あと記者の高安という人もいっしょに居る)、そのことを声高々に2人にハナシてないんですよ。なんか冷めた感じで伝えたのかな?。普通ならもう興奮しまくりで伝えるハズなのに。

2. 前後しますが、その図書館の事件の後、その2人は喫茶店に行ってます。なぜかそこでも敢えてその話題に触れないような雰囲気で、違うハナシをする2人。おかしいでしょ?。

3. 協一郎の今の家の隣の家。実はあの失踪事件が起きてます。隣の婆さんは今、行方不明中。なのにですよ、あの怖がりの藍子が1人でその隣家に入るんです。おかしいよね。

4. 先にも書きましたが、本の厚さ半ばちょいくらいで、なんかもうクライマックス的なハナシの展開になってます。このあと大丈夫かよ?、と思った次第。

5. ラストなんですが、結局、あの町だけの事だったんですかね。確かに町はずれの確認までは移動してなかったのは事実だったけど。じゃあどうやって隔離されていたかって問題がね、あるじゃない?。

6. ちょっと記憶曖昧だけどメモってあるから書いておきます。多聞の長靴はけっきょく誰が履かせたの?。多聞の盗まれていたという確信はどこからくるの?。

 そんなことがメモしてありました。読んでもぜんぜんわからないでしょ?。すいませんね~。

 というわけで、オススメ前提で書いてます。読んでください。そしてわたしの疑問に答えてください。なんてね。答えてくれたらありがたいですよ、ホントに。

「DESTINY 鎌倉ものがたり」はかわいい

 

 何がかわいいかって?、もちろんヒロインの高畑充希ですよ。この子、前にもドラマで箱入り娘みたいなのやってて、やたらかわいかったの覚えてます。反論はいろいろあるでしょうが、わたしの個人的な好みということで。

 この映画を観たのはかなり前、半年くらい経つかも。何故かメモを残すのを忘れて、今になってやっとこうして書いてます。その割にはそこそこ記憶があるのが不思議。やはりお気に入りなのでしょう。

 鎌倉に住むミステリー作家が堺雅人演じる主人公。出版社から原稿をとりに来ていて、結婚しちゃったのが、高畑充希演じる奥さん。

 ゆるい感じで妖怪が出てきます。鎌倉という土地柄っぽく。堺雅人はその手のことに抵抗がないというか、知ってて当たり前的な反応。驚くのは奥さんの方ばかり。

 である時、奥さんが誘拐?される。ココ、まるで覚えてないので、適当です。たしか旦那が黄泉の国みたいなところに奥さんを連れ戻しに行くわけですよ、たしか?。

 というわけで、冒頭に書いた通り、高畑充希のかわいさを存分に味わえる作品です。それを承知の人のみにオススメします。

 

「ノア 約束の船」2回目の感想はいろいろ

 

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 前回の感想がコチラ↓

「ノア 約束の船」のメモ - koyanの明石

 なんで再び観たかというと、コーランやらを読んでいたので、ちょっと宗教的な知識が増えたかな?と。感じ方も変わるんじゃなかろうかと。

 でですよ、この作品では神は登場しません。見張りの天使くらいでしょうか、神に近しい存在としては。ノア自身も神の声を直接聞くこともなく、ただただ神の御業(箱舟製造のための木々が一瞬で生えて森になる)を経験するのみ。

 そうなんですよ、神を信じているから行動しただけで、神はほとんどノア自身に関与しておりません。もちろん世界を滅ぼすための洪水は派手にやらかしておりますが。

 つまりですね、ノアの行動ってのが、どういう基準を持って定まっているのかがよくわからんのです。一番の問題点、人類の滅亡。これを神が要求しているのかがはっきりしない。ノアはそう信じてますが、何を根拠にそう考えたのか。そう、聞いてないのだから考えるしかありません。

 で、宗教的なことなんですが、前述した「神の声を聞いているのか?」ってことなんですよ、今回興味を持って観た理由は。結果は...。

 あと一つだけ。コーランからの知識によると、ノアのことが記述されているのは、旧約聖書。十戒のモーゼもそうですよね。じゃ~新約聖書はどうなっているのか?というと、読んでないのでわかりませんw。

 これ以上書くと、ボロしか出ないので止めておきます(止めるほどの量がないが)。他に気になったのはやはりエマ・ワトソンが可愛かったこととか、次男が仲良くしようとしていた女の子がかわいそう過ぎたこととか、みんな女性絡み。

 最後の赤ちゃんのシーンはさすがに涙がこぼれ落ちました。それはそれなんですが、あれだけの人数の人類で、どうやって繁栄させるのかが意味わからん。

 というわけで、2回観た意味は十二分にありました。前回と違って、オススメしておきます。

「見るだけでわかる ピケティ超図解」はぜんぜんわかりませ~ん(恥

 

 またまた上司が読んでみ!と言って貸してくれた本。名前は聞いたことあり。フランスの経済学者で、ノーベル賞もとったとか。って勝手に思ってたんだけれども、Wikipediaをチラっと見ると、どうやらわたしの誤解だったようです。

 「21世紀の資本」という700ページにも及ぶ経済の本がベストセラーになったとか。その日本語訳が出たのが2014年。今から8年近く前ってことですね。この本、かなり難しいらしく、相当頭のいい人でも理解できなかったりしたらしい。そこで生まれたのがコレってわけ。

 頭はそこそこ悪いし、経済学なんて全く知らないわたしですが、とりあえず読んでみました。ふむ、わたしなりに思い切り間違いありと思いつつも解釈しちゃうと、金融資本、つまり株みたいなもの。大金持ちはこれで多くの利益を得ていると。それにくらべて私のような低所得者は一向に賃金が上がらない。つまり所得が上がらない。この差がどんどん広がっていくのが、現在の資本主義の悪いところだと。だから、どうにかしようぜみたいな。感じだと思うんですが、間違ってますかね。

 正直、そのくらいのことはわたしとて知っていますよ。全世界の数%の金持ちが、全体の資産の70%(おおげさ?)くらいを所有しているみたいなハナシ、よく聞きます。こりゃ不公平だと誰もが思うでしょ。でもね、所得の累進課税率を上げたとしても、ダメなんです。前述したとおり、金持ちは株で儲けてますから日本じゃ利益の2割しか取れません。

 だったらね、不労所得にも累進課税すりゃいいじゃないと、いつも思っていたのですが、どうでしょう?。

 でですよ、ピケティの答えなんですが、なんと資本に課税しちゃえと。これも聞いたことあります。でもさ、そんなことしたらタックスヘイブンの国に逃げられるだけ。当然ピケティも当たり前のようにそれは知っていて、だったら全世界で共通の資産管理をしようじゃないかと。税率も1~2%でけっこうな税収入があるそうな。

 そしてそれも夢物語とピケティも言ってます。難しいよね、そんなこと。でもやるんですよと。

 そんな風に理解しました。とにかく金融資本で得られる不労所得も、ちゃんとみんなに再分配しましょうと。その心意気は大賛成。あとはやり方ですね。最近、ピケティの名前すら聞かないので、無理物語で終わっちゃったんでしょうか?。

 というわけで、すごく適当に読んで、適当に感想書いてます。詳しい方、怒らないでください。そして、オススメできるほどの頭もありません。

「依頼人」はなつかしい雰囲気と家族愛

 

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 なにやら美人特集とかでやっていた作品。スーザン・サランドンがその当人ですが、そんなに美人か?と思っちゃったは内緒。

 それよりも嫌われる側の検事役、トミー・リー・ジョーンズの方が格好良く見えましたね。もちろんそれなりの年齢、といっても40くらいか?(今ググったら48でした)。この人、けっこう古いね。

 酒におぼれた人でなしの父親から逃れ、母と息子二人の三人住まい。なかなかいいところに就職できず、いらいらしている母親。それでも息子たちは母を愛しています。

 ある日、とある事件に巻き込まれて(すでに忘れているわたし)、弟は精神的ショックで寝たきりの状態に。あ、思い出した。ある男が森で自殺をしたんですよ。それとかかわったがため、マフィアに追われる身となった兄弟。

 あとはお兄ちゃんの大活躍。それを助ける弁護士のスーザン。兄弟の証言が欲しくて追い回す検事のトミー、といった布陣。

 というわけで、1994年の作品っぽく、ちょっとなつかしい感じのサスペンスですが、そこはまたいい味と言うべきでしょう。当然、涙もたくさん流れ落ちました。おススメします。