知らないってことは恐ろしいことですね。なんでこの映画を予約録画したのか記憶がありません。今から思えばその名があったからなのかもしれません。だって、まったく趣味じゃない題名ですから。
でもね、何も考えずに観始めました。鼻のデカい女の子。歌は上手いらしい。どこでしょ、場末のバーかなんかで歌っている。あ、おかまバーでした。
そこに有名歌手である男がフラッと立ち寄り、彼女の魅力にほれ込んで自分のライブに出します。他の人にも評価された彼女はプロモートのお誘いがあり、個人として売り出すことに。
いや~、ホントですよ、嘘ついてません。オジサン的には顔見てもわからないんですよ。だから、主演の女性があのレディー・ガガと知ったのは、作品の最後のテロップを見たとき。そりゃもう、驚きましたさ。自分がいかに世間知らずだってことに。
おかげさまで、変な色眼鏡をかけずに作品を堪能することができました。ラストにつながるフラグは立ちっぱなしなんで覚悟はしていたのですが、途中からもう泣いちゃって、泣いちゃって。
というわけで、思い切り泣けたので感謝しかありません。面白かったです。この作品について一切ググったりしていないので、これがガガの自伝的なものなのか?、他者の伝記的なものなのかさえも知りません。なんかテロップで誰かさんに捧ぐ、みたいなのあった気がします。でも、それは女性の名前だった気がします。おススメです。観てください。