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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「蘇える金狼」は優作だからこその作品

 

 予約録画したのはもちろん松田優作を久しぶりに観たかったから。でも、録画後その記憶が消失し、なぜか草刈正雄のバイク映画、そう「汚れた英雄」と勘違いしていて、「バイクの草刈正雄か、なんで録ったんだろ?」なんて思いつつ積んでいたヤツ。いや、草刈正雄が嫌いなわけでもないし、バイクは若かりし頃ドヘタながらも乗ってたので興味がないわけでもないのだけれど、勝手にレースシーンばかりのイメージがあったもので退屈かなと。意を決して観始めて、あ、優作やん!となったわけ。

 いきなり白バイ隊員に扮して、わけのわからない黒服現金輸送人?を襲う松田優作。一匹狼のアウトロー。敵対する相手も躊躇なく殺す、決して善人とは言えない、というか悪い奴。目指すは大金持ち?だよね、きっと。

 観てて思っちゃうのは、やはりコレは松田優作が演じないとダメだよね~、という平凡な感想。でもですよ、日本にだってアクションを得意とする格好いい男優が、考えてみればいないわけじゃない。でもなんだろね、もちろん他の人が同じ役を演じているのを観たわけじゃないので、あくまでも想像なんですが、優作のクールさというか、ちょっと冷めた感じ?。邦画特有の親近感?からくるねちっこさみたいのがあまり感じられず、言ってみれば洋画を観ているような安心感があるんですよ。って、ほめ過ぎですかね~。やはりなんか違う雰囲気を感じさせてくれる俳優さんだと思いました。

 お相手のヒロイン役は、風吹ジュン。歌手としては色物に近かった印象がありますが、なかなかにエロっぽくていい演技されてます。ある意味、キーパーソン。

 ハナシの展開もそれなりに楽しめます。カメラなんかも凝った場面があり、決して悪い作品ではありません、とすごく上から目線で書いているわたしは誰なんでしょ?。

 ただし、ただしですよ。時代とは言え不満点が。前に観た同じ角川映画の

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でも書いたのですが、銃器の音があまりにもお粗末。こればっかりは観ていて残念でなりません。今の技術でなんとかSEの音だけでも変えてくれませんか?、と言いたくなってしまうくらい。もったいない。

 というわけで、まさにハードボイルド作品って言うんですか?。若き日のコリコリ筋肉の松田優作を、たっぷりと楽しむことができました。古さにこだわらない人におススメします。そうそう、お題の意味ってなんなんでしょ?。