なつかしさから予約録画。薬師丸ひろ子も出てるしね。前にも何度か観ているハズだし、タイムスリップのことも知ってるから、大筋は大体予想できます。てかさ、なんで本人たちが予想できないんだよ、今後のことを。
そもそもタイムスリップで過去に戻ったんだから、帰ることも可能だろう。なんて楽天的な考え、よくできるね~。とわたしは思いながら観てました。そして圧倒的な火力。そりゃもう戦国時代の武将だろうがなんだろうが、簡単に勝っちゃうね?。とわたしのような稚拙な野郎は考えちゃいますが、そんな甘くはない。そこのところの描写はちゃんとしています。そこがこの映画の美点ですよ。
てかさ、火力が強かろうが、ガソリンとか弾薬などの消耗品の補充はできないのだから、短期間のあいだにすべての火器を失いことになるだろう、くらいのことは最初からみんなで合意しておかないとダメでしょ?。そこって一番大事なところじゃない?。
その上でどうやってこの時代で生きていくかを考える。考えたくもないけれどね。そういう視点で脚本を書くと、また違った作品ができて面白いかもしれない。
で、お題。千葉真一は格好いいですよね。見た目やアクションはハリウッドでも通用するくらい。でもね、演技がね、わたし個人的な意見なので起こらないでほしいのですが、あまりよろしくない気がします。おしい。
でもね、こういうアクション作品では映える映える。もう、千葉真一のためにつくられた映画と言えるくらい、映えてます。それはそれでいいんじゃないでしょうか?。
そうそう、薬師丸ひろ子ですが。登場して振り向いた瞬間の顔、そこで時が止まります。そこだけこの作品から浮いちゃうほど、いいシーンになってます。これはだれの意向?、だれのなせる技?。ご本人のオーラ?。なんとも不思議。
ついでにゴリさん。子供だからって撃つのを躊躇したんだから、自分が槍で刺されたからって、その子供を撃っちゃダメでしょ。なんのために躊躇したの?。
というわけで、これだけ長く書いたのだから、それなりに面白かったんですよ。楽しめました。でもね、ひとつだけダメ出しさせて。銃器の音がもうこれ以下はないってくらい、最低。なんであんなチャチな音なんでしょう?。そこだけSEを変えてくださいませ。