これ、たぶん前に観たことあります。あの、ガラスで遮られた宇宙船の中の空間で、やりとりするタコ(イカ?)と地球人。この光景はしっかり覚えてますが、いつもどおり内容の記憶は皆無でした。
パッケージの写真のような宇宙からの訪問者が、地球上に12隻。なぜか日本に2隻いるのがうれしいが、彼らとコミュニケーションをとるために選ばれた女性の言語学者。彼女の活躍が映画のメイン。
先ほどの光景の場所で、やりとりするんですが、こういうのってとてもワクワクしますよね。なんらかの意味を持つ宇宙人の円形の記号。その解読に彼女が手探りで挑戦するんです。
ときどき、時制が違う映像が流れるのですが、彼女の子供が若くして病気で亡くなる映像?。これって彼女の過去だとばかり思っていたんですが、違ったんですね。そうそう、湖のほとりの家の庭で遊ぶ子供。なんかこの光景を見ると、この後子供が溺れて亡くなるという作品の記憶が蘇り、あ、この作品がそうなのかと思ったら、違ってました。なんの映画の記憶だったのでしょう?。
というわけで、ハラハラドキドキの展開もあり、なかなかに楽しめる作品でした。なによりも終盤の彼女。彼女の決心に涙が溢れてとまりません。おススメです。観てください。