弐瓶勉ですよね、原作者。月刊アフタヌーン読者なもので、原作漫画の方もよく目にしていた記憶があるのですが、言い訳みたいですが読まなかった時期もあり、正直ストーリーの方はよくわかっておりません。そもそもこの人の漫画、昔の「BLAME!」とか現在進行中の「人形の国」もそうだけど、なんかよくわからん。難解なストーリーのものが多い印象。
で、「シドニアの騎士」なんですが、アニメなんですよ好きになったきっかけは。腹ペコ長道が地下から彷徨い出てくるところから始まって、昔の兵器ツグモリの操縦を任され、星白と出会いそして宇宙を2人で漂い、その死に直面しガウナとして復活した星白との出会い。その体からつくられたつむぎ。そんな感じの流れだったと思います。
今回まだ未見の劇場版を見つけて鑑賞。これまた何度にもわたってチラ見鑑賞にしてしまったので、ストーリーについてはまるで把握できてません。つむぎとの楽しいデートシーンがとにかく印象的。敵としては艦長小林の元同僚?の落合って人が、なにかしらの信条をもって人間のためにシドニアと戦っている。そうそう、あの厨房の熊さんの中の人も初めて見ました。
でですよ、あのつむぎが、あのかわいいつむぎが長道を高温から守るために、戦いでボロボロになった体をなげうって...。もう、号泣。泣くしかありません。
そしてラスト。よかったね、よかった。ここには内容を書きませんが、この劇場版がこの作品のオーラスみたいです。感動の大団円でした。フルCGの作品なのですが、なんたって出てくる女の子たちがみなかわいい。あのキャラ絵はいけません。どの子も艦長もみなかわいい。それがこの作品を観てしまう一番の誘因です。
というわけで、大いに泣けたし感動もできました。ストーリーはわかりづらいですが、前の劇場版などを見てもらえば、なんとなくついていけると思います。と言うわたしが一番ついていってませんが。とにかく絵がかわいいので、観て欲しい作品です。おススメします。
追記。そうそう、わたし、あの「蒼き鋼のアルペジオ」も大好きなので、CG作品との相性、悪くないのかもしれません。