この題名とジョニー・デップの名前で、絶対に前に観たよねと思ったけれども、忘れていたから予約録画。そうそう、レオ様ことレオナルド・ディカプリオが弟役。彼は知恵遅れって表現していいんでしょうか?、そんな難しい役どころ。
これでこの作品のだいたいの色は思い出せました。ディカプリオの演技力はとてつもないです。もちろん兄のジョニー・デップも好演しているのでしょうけれど、この役どころのせいで完全に食われちゃうのはしかたがない?。
一見冷たそうだけれども、兄は弟のことを決して怒らない。彼の人格を尊重している。その一線は決して踏み越えない。そんなところがとても強くわたしに語りかけてきます。正解なんてない、弟にどう接するかなんて。
そして母親登場。なかなかのインパクト。確かに前は可愛い人だったと思わせる顔つき。そしてその旦那の死。なぜ?、その答えは...。
兄も弟の面倒を見つつ、しっかりやることはやっている。エロい人妻。アレは危ない人です。だから良いのか?。そして彼女。かわいい娘。付き合い方が子供っぽくもあり、ものすごく大人っぽかったり。それで彼は成長していくんでしょうね~。
ラスト。そんな彼の姿に仄めかされたのか、母親は自力で二階のベッドへ移動。この寝姿、絶対に危ないと思ったのですが、やはり結末は。
悲しい別れ。でも、子供たちはみんな成長して大人になります。兄は弟と一緒に。ずっと一緒に?、かはわかりませんが。なんかレインマンを思い出してしまいました。
というわけで、なんでも忘れるわたしの特殊な脳みそのせいで、もう一度この作品を楽しむことができました。また、泣くことができました。ディカプリオ、ぜひ見て欲しいです。おススメ。