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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「そしてバトンは渡された」ですっかり原作本忘れてまた泣いた(比較解説のみ)

 

 お題は少し大げさです、すいません。実はこの映画の原作本を前に読んでまして、それは当然のように本屋大賞だったからといういつもの理由。感想はコレ↓

 事実は詳細をかなり忘れていたということ。なんたってみいたんが最初だれだか分らなかったくらいですから(それ詳細か?)。途中になってそうか、優子の子供の頃なんだなと。そうそう、この原作本、時系列がやたらごちゃごちゃしてて、すごくわかりにくかったことをついでに思い出しました。

 そんな具合ですから、映画版でも特に違和感を覚えず、ワンワンと泣きながら最後まで鑑賞。唯一あれ?、おかしくない?、と感じたことがありました。それを書くとネタバレになるので書けませんが、最後の式の出席者がどうにも1人足りないということ。それ以上は書けません。

 でですよ、原作本を読んだ時のメモ(わたしは本を読みながらあらすじとか感想とかをメモってます)で確認。やはり1人足りないのは映画用の仕様変更だったんですね。よかった、わたしの記憶が正しかったよ。

 でもですよ、それどころじゃありません。メモを読んで愕然としたのが、まあなんと省略された部分が多いことか!。いや、そりゃ本から2時間の映画にするんだから、当然のようにカットされるシーンや人物がたんまりあるのは常識です。でもね、映画版をあまりに素直に観てしまったわたしとしては、その常識をわかった上で改めて驚いてしまったのです。カットが多いことに。ホント、マジで驚きましたよ。その詳細をすっかり忘れていた自分にも驚きましたがw。

 そうそう、もう一つの違和感追加。中学時代の優子。いじめ?みたいな扱いにも、それは時が解決してくれると、どっしりと構えて笑顔を絶やさないとても強い子。というのが原作本の印象だったんです。だからこそ、最後の最期で実は優子は.....、という感想に至ったのですが、映画版の方はその最初の印象がそれほど強い子、という感じがもてず、無理やり笑顔でごまかしている、ちょっと周りから煙たがられている変な子、みたいな印象だったのです。主人公のキャラ設定ですから、ここけっこう大事だと思うのですよ。もちろん原作本の方がわたしは好きです。

 と、ここまでまったくストーリーには触れずにきてしまいました。今回は原作本と映画版との違いを書く、とういことでご了承くださいませ。ストーリーは原作本のメモの方でお願いします。

 というわけで、前にもどこかで書いたのですが、映画化された原作本がある場合、本を読んでから映画を観るという流れだと、映画版の方のボリュームに不満を感じるわけですよ。だから、たまには逆のパターンで行きたいと思ってたのです。今回はその変形パターン。すっかり原作本の詳細を(大幅に)忘れて映画を観たと。それがけっこう満足度の高い結果となったわけです。いつの日か(大袈裟)、映画を観てコレ面白いから原作本を読んでみよう、という流れを味わってみたいもんです。てか、そんなのその気になればいつでもできるじゃないですか?。おっと、映画版のこの作品、しっかり泣けますのでオススメします。