- 出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2007/07/04
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 112回
- この商品を含むブログ (234件) を見る
ふむふむ、特に文句を言いたくなることもなく、普通に楽しめましたよ。いちおう予備知識ってほどじゃないのだけれど、「ゲド 戦いのはじまり」(メモ)を1年くらい前に観てまして、内容をすっかり忘れておりまする。なんでも全体で3話構成のゲド戦記、今回のアニメは第3話で、「はじまりの・・・」が第1・2話だとか。あ〜、あのときの青年がゲドだったよなと。そうそうメッチャ可愛かったテナーもすっかりおばさんです。
魔法とか大賢人とか通り名とか、けっきょくアレンってなんだったのさ?、てな具合にわかりにくい要素満載なんですが、不思議と、まっイイかと許せちゃう。すごく個人的な見解だけれども、気にならなかったですね。なぜだろう?。
で、あえて苦言を呈しちゃうと(やっぱ書くのか)、キャラがそのまんま宮崎駿キャラなんですよね〜。たしかに息子吾朗はアニメ畑の人間じゃないんですよね?。だからキャラ自体はだれかに描いてもらう必要があるんだろうけれど、なにも親父にやってもらうことはないだろうと思うわけですよ。そこでオンブに抱っこじゃ、吾朗監督の評価が濁ろうってもんじゃなかろうかと。ちなみに駿キャラって書いてますが、アレってもうジブリキャラと言うべきなんでしょか?。それはそれでイヤなんですが。
そのくらいですね、気になったのは。それにしても国内・海外、原作者の評価はボロボロみたい。原作者のコメント訳も読みましたが、な〜るほど、受け入れられないのも納得です。わかりにくい=説明されていない、ですか。改めて原作本と映画との関係を知った気がします。映画を観て原作を知った気になるってのは、ほんの少しでも危険なんですね。
というわけで、普通に楽しんじゃったわたしの底の浅さを見事に言い当てられたみたいで、少し凹んでます。浅いのは重々承知していたし、その浅さから観た感想ってことで、僅かではあるものの需要があると思っていたわけですが。う〜ん、困った。