今2度目の鑑賞終了。う〜ん、イイ映画です。ソフィーがハウルを思う気持ちは、長い時間をかけて育まれていたんですね。恋愛映画としてのこの作品に文句を言ってたわたしの目が節穴でした。ついでにソフィーに関するすべての印象が良い方へ。相変わらず若いときの声に違和感が残るものの、それを除いた女優倍賞千恵子の声優っぷりをわたしは大いに評価したい。除けばね、若いときを(まだ言ってる)。
逆に気になってきたのがキムタクの声。イイときはイイんだけど、やはりアチコチでボロ出してるような。でも合格点をあげたい気持ちは変わらず。あっ、一応断っておくけど、この感想はわたしが身勝手に書いてるものなんで、「なにを偉そうに」と怒らないでくださいね。
後半に入ってソフィーの姿がコロコロ変わるのは、ソフィーの中の気持ちを反映しているんだろうな。すごい細かい演出です。しかし最後の最後でキス魔に変身し過ぎじゃない?。コレも自分を意味なく卑下する気持ちが消えたことを意味してるんでしょうね。
最初の感想では触れなかったサリマン自身についてなんだけど、う〜ん、どうなんでしょ?。彼女の戦争との関わり合い方はほとんど説明されてませんでしょ。キャラを見る限り戦争好きとは思えないけど、明らかに戦争抑止に尽力してるって描写もないし。
ショボ〜ン後の荒れ地の魔女の件、顔なしとか坊がどうとかってことじゃなくて、ソフィーがそうした者たちからやたらと慕われるって点が、千尋に似てたんですね。ナウシカ(原作)もその点は同じ。そうゆうキャラが好きなんだろうな〜、宮崎駿って。
2回目の鑑賞も十二分に楽しめました。知人から借りたDVDも明日でお別れ。次の機会はTV放送、かな?。