![あらしのよるに スタンダード・エディション [DVD] あらしのよるに スタンダード・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/519WY3Z7WGL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
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絵本ですね。原作も絵本らしいのですが、たぶんその味を生かしてアニメ化してるのだと思います。水彩画っぽいキャラ。ツルツルとキレイ&カワイイってワケじゃありません。でも、やっぱカワイイですね。Amazonのカスタマーレビューによれば、原作のキャラはこれほど可愛くなかったとのこと。
それほどリキ入れて観てはいなかったんだけど、どうしても気になったのは二人の友情度。どちらも礼儀正しくて大人っぽいおつき合い。それゆえか表面的に見えてしかたなかった。もちろん様々なイベント等で繋がりの深さを見せてはいるんだけど、普段の接し方からは命をかけるほどの友情とは思えなかった。
要は「気が合う」ってことだけなんですよね、この二人。絵本だと行間を読んだりしますから、読んでる人の想像がどんどん膨らんで、二人の繋がりを補完していったりするんだろうけど、アニメってその点容赦なく受け身体勢取らされますから、原作とは違った描写がもっと必要だと思いました。
全体的には子ども向けとしていいデキだと思います。わたしが小さい頃に観ていたら、きっと夢中になってたでしょうね。立場はメイ(ヤギ)の方だろな。ガブ(狼)みたいな友だちを夢見たと思います。ということでお子様向けとしてはOKなんだけど、大人は?となると、人によるかなと。至極一般的な好みってことで。
そうそう、大人の立場からガブに一言。終盤手前で嘆いてましたよね、狼なんかに生まれなければ良かったって。それは違うよ、狼とヤギだからこそ、特別な友情が生まれたんだって。な〜んて居酒屋の酔っぱらい親父が気のきいた台詞を思いついて、我慢できずにわざわざ言うまでもないことを言ってしまったノリで終わらせたいと思います。チャン、ちゃん。