あれ?、アニメ版ってあったんだと今更に気づきました。Amazonプライムです。もちろん即鑑賞開始。ジョゼと大学生の男の子との出会いシーンだぞ、と構えつつ観ていたら…。
おばあちゃんがジョゼの車椅子を押している。え?、実写版では古びた乳母車にタオルを被せて、中のジョゼが外から見えないようにしていたのに。違和感の始まり。
コチラが実写版の感想(2つあるのでページ下のリンクをお見逃しなく)。
読んでもらうとわかるとおり、主演の池脇千鶴に惚れてます。相手役は妻夫木聡。実写版の細かい内容はいつものように遠に忘れておりますが、コレとアニメ版の違いとわたしが勝手に思い出した点をいくつかあげましょう。
う~ん、自信ないけど妻夫木って麻雀屋でバイトしてなかったっけ?。え?、ジョゼの部屋ってあったっけ?、押し入れじゃなかった?。まだ途中なのに海に行くの?、虎見るの?、水族館に行くの?。てか、ラブホテルだったから良かったのに。そして悲しいラスト。
これだけいろいろ違うと、逆に原作を読みたくなりますね。どちらが原作に近いんでしょうか?。
そうそう、アニメ版にも出ていた流し台前のジョゼ用の階段状の台。アレ見て実写版にも似たようなのがあって、ラストでジョゼが使っていた気がして、思い出してきて、も一度泣いてしまいました。
とにかく実写版は悲しいのです。なんてくそ野郎なんだ妻夫木よ!、と一度は怒りを向けるものの、自分に彼を責める資格があるのか?、と。しかしアニメ版は、まるで違います。違う作品みたいに、違う。けっこう驚きでしたよ、マジで。
というわけで、作品自体はもちろん十二分に楽しめました。原作の小説は必ず読んで、ここでご報告したいと思います。ぜひ、実写版もアニメ版も観てください。ジョゼを好きになってください。泣いてください。