【旧サイト名】 koyan's special Site
【ゲームや映画の記事一覧】  ★ ゲームレポ一覧  ★ 映画メモ一覧
【旧サイトの内容はコチラ】 ジャンル別目次  日付別目次 (徒然キーボード)  旧プチ徒過去Log
【関連施設】 marinyaのイタチの気持ち  まりこ 手編みにハマる  We love Pets !!  過去の扉絵一覧  投稿写真Album  Special Profile  Special History

koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「SING」で歌の上手さに泣く

 

SING/シング [Blu-ray]

SING/シング [Blu-ray]

  • マシュー・マコノヒー
Amazon

 なぜこの作品を録画する気になったのかは記憶にないのですが、録画されたものをチラっと覗いて、うわっCGアニメじゃん!と思ってしまったのも事実。でもね、予感はしていたんですよ、ヤバいって。

 アメリカでしょうか、制作国は。見た目云々言う前に、しっかりとお金をかけて、丁寧にきちんと作ってあるんですよ、この手の作品って。てか、お金が恐ろしくかかるのは当たり前でしょうから、変なものを作るわけがないんですよ、アメリカって国が。

 その予想は見事に的中し、しばらく観ているうちにすっかりとハマってしまいました。父親から継承した劇場を経営する若きオーナーのコアラ。でも、どうにもうまくいってない様子。銀行からは負債の返済を迫られ、次の興行で当たるからと言っても「あなたの企画で当たったものなんてないでしょ?」と言われる始末。

 そこでお金をかけずにみんなの興味を惹く企画として、歌のオーディションをおこなうことに。ま、いろいろあって街の歌上手な仲間たちが集まってきます。

 で、わたしが観た作品は日本語吹き替え版。ごく一部で元音声の歌唱シーンがありましたが、他はほぼ吹き替え担当の日本の人が歌ってます。それがものすごく上手なんですよ。もう、ワンフレーズ聞いただけで、胸がキューンとするくらい。

 原音の人が上手いだろうことは当然のように予想していましたが、まさかほぼ全吹き替えでこれほどの歌声を聴けるとは。なんかね、聴いてるだけで涙が出てきてしまいました。

 わたし、実はカラオケが趣味で、しかもお家でカラオケができるよう環境を整えておりまして(ゲーム機やらPC用の家庭的なヤツ)、休みの日になると遊んでいるのですが、どうにも歌唱力とやらが向上しません。もともと下手くその部類なので、歌の上手な人に対する憧れが強く、少しでもそういう人々に近づきたいと、採点機能も駆使していろいろと歌い方を考えながらやっているのです。

 が、録画した自分の歌を聴く限り、何年も前の自分とたいして印象が変わらない。点数を上げるコツみたいなものは、なにかしら掴んできたのか、点数自体は徐々にですが上がっているのですが、なんたって第三者的に聴いてみると、特に上手くなったなんて印象は得られないのです。あ~、くやしい。

 だからこそこの作品の吹き替えの人のように、先にも書いたワンフレーズ聴いただけでゾクッと来る上手い人特有のオーラを目の当たりにすると、それだけで感動してしまうのです。自分からあまりにもかけ離れている存在として。

 閑話休題。というわけで、とても感動できた作品でした。子供から大人までだれでもが楽しめる、素敵なアニメです。おススメします。