- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: DVD
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そしてストーリー。もうあからさまに中国風。てか、説教風。己の強さに慢心して、天津一の格闘家を目指す男。酒に溺れ、友も選ばず。あげくの果てに妻と子供を失い、流浪の旅へ。
あんたさ、もっと早く気づけよって感じ丸出しです。まさに絵に描いたような設定、それにしっかりとのっとった演出。意味ありげにまとわりつく花子さんまで登場。こりゃ絵本で読む物語ですって、わざわざ映画にしてくれるなよっと。
それでもジェット・リーの甘いマスクと可憐な動きだけに頼りつつ、観る。のどかな農村。お〜、かわいい子が登場。そして別れ。天津に戻る主人公。そして外国人相手の格闘ショーで大活躍。オーラスは中村獅童だよ。あんたいつからアクションスターになったのさ?。って思うけど、そこは獅童くん、しっかり雰囲気出してます。
面白いのが闘うシーン。あっという間に気づくのは、あれ、獅童じゃないよ、闘ってるの!?。後ろ向きとかのシーンは完璧に別の人。ココは思い切り笑うのが正しいマナーだと思います、あっはっは!。それでも獅童はガンバってる。そして、親日家のプロデューサーなのか?と思うくらい、イイ役もらってます。
というワケで、文句をタラタラ言いたくなるけど、ジェット・リーがそこそこ好きで、中村獅童がどんな顔して出てくるのかが知りたくてしょうがない人にだけ、お勧めしておきます。ニッチだな〜。