No.142:WWDC 2005 基調講演詳報 大事なのは「インテル」ではない。もう 1 つの移行だ !を読んで目からウロコが1枚落ちました。
Intel CPU採用にともない、Apple純正の開発環境であるXcodeに切り替えるソフト会社が増える。さらに、そのアプリがCocoaであれば、今回のようなCPUの変更があっても一番移行しやすいアプリとなる。つまりIntel CPU採用というビッグニュースは、Xcodeの普及という大きな隠し目玉を持っていたわけだ。
そこで思い出されるのがOS Xの基盤となってるMACHカーネル。曖昧な知識で申し訳ないんだけど、コレってマイクロカーネルと呼ばれるモノで、その利点は異なるプラットフォームへの移植が容易なこと。
ちまたで人気のLinuxはMACHとは異なる一枚岩のカーネル(モノリシックカーネル)。この違いを知ったときに、「なんだ、マイクロカーネルじゃない方が無駄がなくてよかったのか。移植しやすいったってその機会なんかないだろうし」なんて思ってました。
そこで今回の騒動。OSは移植しやすいわ、アプリの方もより対応が容易なモノが増えるわで、あらためてMac OS Xって実はすんごいシステムだったんだな〜って感心しました。いろんなとこで書かれてるけど、ジョブズってすべては今日のためにこういう環境を作っておいたんじゃないかって。
もちろん将来的にも他のCPU、例えばAMDを採用なんてハナシも生まれてきて不思議じゃない。より高性能になったCellでもいいじゃないか。なんて楽しみというか、期待というか、安心感みたいなものを感じちゃいます。
注意!:浅い知識で適当に書いてるので、とんでもないおバカなミスしてるかもしれません(用語の使い方など)。いつもそうなんだけどね。そんときは平にご容赦を。