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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「かわいそうだね?」(綿矢りさ)のメモだけ

 

かわいそうだね? (文春文庫)

かわいそうだね? (文春文庫)

 

  最近読んでる綿矢りさの一冊。中身はこのお題ともう一つ「亜美ちゃんは美人」の二つが入ってます。

 で、あんまり記憶がないのですが、一応読んだ証拠を残すためにメモだけを。「かわいそうだね?」は、う〜ん、まあ、主人公の女の子が彼氏とその元彼女に騙されていたという、確かにかわいそうなお話。もっと早くブチ切れてもいいと思うけれども、実際の世の中ではそう簡単に行かないんだよね。わかっていても、信じたいという気持ちが邪魔をする。結局、わかっていた通り。かわいそうというか、悲しいよ、はい。

 で、亜美ちゃんですが、頭一つ飛び抜けた美人って、それはそれで大変なんだろうね、わたしには一生共感はできないだろうけれど。こちらはあまりインパクトがないというか、スルスルと終わった感じ。はたから見たらとんでもない彼氏ができちゃったわけですよ。男見る目があるのやらないのやら、そのあたりの設定はよくわかりません。

 さて綿矢りさ。女子高生やOLなんかを描かせると、等身大というかさすが女流作家というか、同性をよく描けてるとわたしなんかは思います。読んでても面白いし。だから嫌いじゃない作家さんです。女の子が活躍するお話が好きだから。でも、そろそろ違う作家さんが読みたいですね。

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のメモ

 

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

 

  知人に「村上春樹は読んだことない」と告げたら貸してくれた本。なんでも特別な一冊らしい。分厚いわりに字が小さいね、老眼鏡がないと読めないよ。

 目次を見てわかる通り、二つの話が順繰りに書かれている。接点らしきものが出てくるのはちょっと先。でも、なかなか交わらない。

 壁に囲まれた奇妙な世界。自分の影が連れ去られ、心を無くしていく主人公。そこが世界の終わりらしい。

 もう一つ、日本人とは思えないハードボイルドな主人公。計算士と呼ばれる特殊な職業。ある日依頼された現場へ向かうと、怪しげなビルから地下の世界へ、だっけかな?。

 長い時間をかけて重なりかけていく二つの話。終盤になって大体の感じはつかめるが、確証がないのでなんとも宙ぶらりんな気持ち。当然、最後にはビシッと重なり合ってくれるもんだと思うじゃない?。でもさ、でもね。

 読みで十二分にありましたよ。しかしあの終わり方じゃ、わたしゃ寂しいです。ちゃんと説明してくださいよ、春樹さん。説明というか、事象合わせというか、筋を通すというか、ウンウン、やっぱり説明が欲しいんだ、もっと詳しい。

 というわけで、自分的には消化不良な気持ちがなんともかんとも。知人の特別な一冊、はてさて、彼はどう評価しているのでしょうか?、今度返すときに聞きたい。

「リリィ、はちみつ色の秘密」のメモ

 

リリィ、はちみつ色の秘密(特別編) [DVD]

リリィ、はちみつ色の秘密(特別編) [DVD]

 

  予備知識なしで観始める。洋画でしたよ、題名的になぜか邦画だと思っておりました。悲惨な事故。DVな父親。家出。黒人差別。そんな頃、あれ〜、この女の子、もしかして!!!、とやっと気づきましたよ。ダコタ・ファニングちゃんでした。役の年は14歳です。

 さすがですね、ダコタちゃん。しっかりした演技。周りの役者さんたちもいい感じで、しっかりと何度も泣かせてもらいました。人は号泣することでストレスを発散できるそうです。しかもその効能は一週間続くとか。

 閑話休題。というわけで、ヒューマンドラマ的なジャンルに入ると思いますが、苦手ではない方はぜひ観て欲しい作品です。お勧めします。

「ランド・オブ・ウーマン」のメモ

 

ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で [DVD]

ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で [DVD]

 

  久々の記事。いくつか映画は観ていたのですが、ちょっと気になったのでメモしておきます。

 まず、主演がメグ・ライアンなこと。あまりにも久々に見たので「あれ?、誰だっけ、ニコール・キッドマン?」なんて思っちゃいました。

 そして、前に一度見なくなったメグを検索したことあるんですが、容貌的にはあまりよろしくない状態だったと勝手に記憶されていたのですが、この映画、2007年だから45歳ですね、メグが。とても綺麗です。それに驚きました。

 題名の意味はよくわからんですが、浮気する夫、反抗期の娘、そして乳がんとどうにも辛い状況に置かれた主婦をいい感じで演じています。

 隣におばあちゃんの世話をしにきた若者とも、ちょこっとあるんですが、先には進みません。娘も渡しません。でも、いいんです、それで。

 なんかそんな感じで、時には泣きながら観てしまいました。メグ好きにはお勧めだと思います。

「バトルロワイヤル2」のメモ

 

バトル・ロワイアル? 鎮魂歌

バトル・ロワイアル? 鎮魂歌

 

  Amazonプライム。前作はなかなかに面白かったので、やや期待しつつ鑑賞。がしかし、竹内力はいいとしても、最初の選択シーンからしてヌルい。カウントダウンを何度やるのか?、チャンスは一度だろと思わせる。悪い予感。

 そして、戦いの目的がダメ。孤島に引きこもったテロリストをやっつけろと。おいおい、仲間同士がガチの殺し合いをするからこそ、盛り上がったのが前作ではあるまいか?。周りがみんな敵から、協力プレイになってしまった悲しさよ。

 監督が深作欣二(遺作)だけあって、全体的に濃い演出。それはいいとしても、筋が、筋書きが違うだろと思わざるを得ない。残念。

 最後にワレメちゃんが見えたのだけ、ビックリ。オススメはできませぬ。

「サカサマのパテマ」のメモ

 

サカサマのパテマ 限定版 [Blu-ray]

サカサマのパテマ 限定版 [Blu-ray]

 

  Amazonプライム。アニメで面白いのと探していたら目に入ったのがコレ。イメージ的にゲームでやってたGRAVITY DAYSとダブル感じ。

 逆さまの重力が発生している世界が二つ。本来の地上と思われる世界は、独裁者による統治で、厳しい規律を守らなければならない窮屈な世界。逆さまの世界は、こちらもタブーはあるものの、人々の心は自由な感じ。その逆さまの世界からパテマという少女が地上へと落ちてしまう。その先で出会ったのが学生の男の子

 空に落ちるんだから、とんでもなく怖いですよ。わたし、高所恐怖症なのでよ〜くわかります。絶対に無理。その怖さも物語の重要なパーツとなっており、話的には面白いのですが、パテマが愛されキャラすぎるのが、少し鼻につくような気がします。

 で、オチがありまして、それは終盤のお楽しみ。気楽に見られるアニメ映画です、オススメです。

「アナザー」のメモだけ

 

アナザー Another

アナザー Another

 

  Amazonプライム。昔アニメで見た記憶があったので、懐かしさに負けて。

 どうぶつの森やりながら見てたので、内容はイマイチわからなかった。ちゃんと見なければダメだよね。

 反省とともに、忘備録として。

 

「人狼ゲーム」のメモだけ

 

 

人狼ゲーム プリズン・ブレイク

人狼ゲーム プリズン・ブレイク

 

  Amazonプライム。人狼ゲームってのがなんとなく知っていたので、面白そうと思い選択。

 確かに面白いんだけど、ゲームが複雑すぎて、正直よくわからなかった。もし、ゲームに関する知識や経験が豊かであれば、もっと楽しめた、かもしれない。

 シリーズものだから、他の作品も観てみたいです。

 

 

「貞子 vs 伽倻子」のメモだけ

 

貞子 vs 伽椰子 プレミアム・エディション [Blu-ray]

貞子 vs 伽椰子 プレミアム・エディション [Blu-ray]

 

  Amazonプライム。山本美月が主人公で喜ぶものの、内容はイマイチ。

 貞子の呪いのビデオから始まって、伽倻子の幽霊屋敷も出てきます。そして戦いの結果、よ〜かわかりませんw

 忘備録のメモのみです。

 

「のぞきめ」のメモだけ

 

のぞきめ 豪華版 [Blu-ray]

のぞきめ 豪華版 [Blu-ray]

 

  Amazonプライム加入記念の最初の映画。予備知識全く無しで観始める。おっと、アヒル口の板野友美が主役らしい。

 あまり面白くなかったので、ながら見。内容はよく覚えていない。ともかく、隙間から覗かれるという強迫観念みたいな、そんな感じ。

  本当にメモだけの忘備録です。

 

「アメリカン・ビューティー」のメモ

 

アメリカン・ビューティー [Blu-ray]

アメリカン・ビューティー [Blu-ray]

 

  ケビン主演の変な映画。腹の出たおっさんが高校生の娘の同級生に恋をするおハナシ、なんだけれど、色々とグダグダ。

 今回は字幕を見ずに頑張ろうと思っていたため、正直内容の方はあまり把握しておりません。もちろん、おっさんが恋することに不満はないし、それが例え女子高生であっても、いいんじゃないかと思うんですが、なんかね、変なんですよ、この映画。

 ケビンの奥さんはそれなりに美人さん。でも、欲求不満。娘はちょっと自信なさげで、隣に越してきた超絶変態高校生に惚れられる。

 で、その変態高校生の親父がまた、ヤバかったんですわ、わけわからんでしょ、本当に。

 というわけで、変な映画でしたw。

「蜜蜂と遠雷」恩田陸のメモ

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

  少しばかりのポイントに惹かれて、購入。恩田陸は色々と読んでいる好きな作家さん。

 内容についてはピアノのコンテストであることは承知していました。大筋の予想も当然のように立ててしまいます。あとは中味。それが全て。

 いや、面白かったですよ。囲碁を知らなくても「ヒカルの碁」が面白いのと一緒で、ピアノやクラシック音楽に疎くても、十二分に楽しみながら読むことができました。

 やはりキャラ設定でしょうか、キモは。幼馴染の二人と、ギフトとして現れた少年。多過ぎず、少な過ぎず。演奏の描写も同様、多過ぎず、少な過ぎず。バランスが非常によく取れていると思いました。

 コンテストで弾いていたクラシック音楽を実際に聴いてみたくなりましたね。そして面白い本を読んでいる時のあるある、残りのページ数が気になること。え、あと何ページしかないの?という寂しさと、結末を早く知りたい気持ち、そのせめぎ合い。本って、楽しいですよね。

 というわけで、多くの皆さんにオススメしたい作品です。きっと映画化されるだろうな、あの三人、誰が演じるんでしょうか?。

「あ、春」のメモ

 

あの頃映画 「あ、春」 [DVD]

あの頃映画 「あ、春」 [DVD]

 

  今調べたら19年前の作品らしいっすよ、コレ。ということは斉藤由貴31歳くらいでしょうか、めっちゃかわいいです。そう、テレビのキーワード登録(斉藤由貴)で自動録画されたモノ。

 テレビでは色々叩かれた由貴ちゃんですが、わたしゃ嫌いにはなりません。こんな時こそ、味方です。それが惚れたものの生きる道。

 というわけで、佐藤浩市の安定感ある演技もいいし、山崎努の破天荒さもいいし、余貴美子の半端ない妖しさもいいけれど、やはりショートヘアーの由貴ちゃんは死ぬほど可愛いです。あんな嫁がいたら、、、浮気されるかw

 基本、コメディ映画ですので、由貴ちゃんが好きな人にだけオススメしておきます。

「君の膵臓を食べたい」のメモ

 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

  一つ前の記事(「蹴りたい背中」綿矢りさ)で「今読んでいるとある作品とイメージがダブるんですよ」と書いていたのが、この作品。違うとはわかっているんですが、どうもにな川君のイメージがね(笑

 読み始めてすぐに引き込まれました。ストーリーとか設定の良さもさることながら、文章によく見られる余計な装飾がほとんどない、素直な表現力に惹かれたのかもしれません。

 主人公の彼の生き方も、多感な頃を思い出せば類似点を見つけられなくもない。そして彼女。女は愛嬌を地で生きてそうな元気な子。でもね、その元気が当然のことながら、死への恐怖への防御のためであろうことは、少し読み進めれば想像に難くない。

 この時点でわたしの心臓はガッツリと鷲掴みにされました。読む前から知っていた「最後には号泣する」という評判。終盤へ近づくほど、それが怖くて読む速度が落ちてしまいました。

 正直な感想。号泣はなんとか免れることができました。彼女とともに格段の成長を遂げた彼の涙。確かにあそこは危なかった。そしてもう一人の恭子の涙。これも辛かった。でも、予想したほどの波は襲ってこなかったのです。

 かといって、物足りなかった訳ではありません。終わり方もとても好きです。実写の映画になって今ちょうどCMを打ち始めた時期ですが、とても気になりますね。おすすめです、ぜひ読んでください。

 

追記:今、YouTubeで映画の広告を見たんですが、12年後って一体なんのこと?。ヤバい、原作にないことが主題のように語られている...

「蹴りたい背中」のメモ

 

蹴りたい背中 (河出文庫)

蹴りたい背中 (河出文庫)

 

  ポイントが余っていたので、そうだ綿矢りさ読んだことがない!、と買った二冊のうちの一冊(もう一冊のメモはコチラ)。

 実はこれも少し前に読んだ作品ですが、今読んでいるとある作品とイメージがダブるんですよ。なんで、その作品を読み終えて感想を上げる前に、こちらもメモっておこうかなと。

 正直、詳細は覚えてないんですが、いわゆるパッとしないクラスメートになぜか興味を持ち、友達でも、ましてや恋人でもないのに外であったり、その子の家に遊びに行ったりする不可解な心情を持つ女子高生のお話。う〜む、書けば書くほど似てる(あの作品と)。

 面白かったですよ、さすが才能のある人は書く文章が違います。わたしなんかじゃ絶対に小説はかけません。って、別に作家と張り合っているわけじゃないんですが、優れた文章力を持つ人に憧れを持ってしまうわたしとしては、どうしても比べてしまうんです、本物のプロと。

 ともあれ、付き合わされているにな川君に同情しつつ、逆に、接近してくる女子の扱いをちゃんと考えろ!、と昔の自分に言い聞かせたい気持ちを半々に持ちながら楽しみました。人に読んでもらう文章が書ける人って、本当に羨ましい限りです(努力とか棚に上げて)。