別の知人から借りて3日（20時間くらい）ほどやってます。やっとこさ砂漠だらけの島にたどり着いて、行きたい町にワープできるアイテムを手に入れたところ。こちらがシリーズの公式サイト。
う〜ん、ハナシが随分幼稚っぽいかも。島に流れ着いた男の子。育ててもらっている家の女の子（妹）がお祭りの主役的役割を。くだらない事件で化け物出現。父が殺され妹が化け物に連れ去られる。妹救出の旅へ。ね、絵に描いたようなストーリーでしょ。
グラフィックもイマイチ、いやイマニ。人物がツンツルテンでPSのゲームのよう。キャラはアニメちっく。本来2Dのモノを無理矢理3Dにしたみたいな印象。マップ、背景、町なども平凡。ただし、海だけはとってもキレイ。
それでも3日間もプレイしちゃったのは、なつかしのRPGそのものといったシステムのせい。いや〜なつかしいんですよ、コマンド式（戦うとか魔法とかコマンドを選んで戦う方式）のRPGってもう何年もやってなかったから。ポポロクロイス物語のIIだったかな、最後にやったの。
戦いのシステムが若干イイのかな〜。比較するものがほとんどないのですごく曖昧にしか言えないんだけれどね。一番基本的な剣で斬りつける「戦う」のコマンド、敵の前に来たときに十字キーを併用することによって、簡単に剣絡みの特殊技が使えます。コレがけっこうイイ感じ。
剣によっては攻撃回数が複数できたりするんで、1ターンの中でも通常斬りと特殊技を組み合わせて戦うことも可能。このあたりの感じが、コマンド式にもかかわらずアクションぽい爽快感を生んでる気がします。
しかしね〜、この美点に反するとても重篤な欠点があるんです。もうやたらと「読み込み中」になちゃうんですよ。敵と出会うとき＆戦闘が終わったときはアニメーション処理があるんでしょうがないかもしんないけれど、町の中に入るともう「読み込み中」の嵐。家の出入りだけで待たされるので、探索する気になれません。
あまりにヒドいので、どうせPS2初期の頃のゲームなんだろ、と思ってたらビックリ！。なんと今年の4月発売だそうです。グラフィックとロード待ちはかなり問題ですね、メーカーさん。
先に書いたように全体のシステム自体はまさにRPGの王道といった感じ。特殊攻撃技は技能の習得（規定回数使用する）とともに増えていくし、魔法に相当する術はマップに点在する天狗に巻物としてもらえる。このへんのところはPRGブランクの長いわたしでも迷うことなくプレイできます。
最後にひとつ。そもそもこの手のRPGってわけのわからないアイテムがいっぱい出てきて、わたしを悩ますんですが、それに輪をかけて面倒くさいのがアイテムの生成。材料をいくつか使って細工屋でアイテムを作るんです。何ができるかは作ってみないとわからない。こういうの最強に苦手。
というわけで、初回プレイにもかかわらず攻略サイトを捜してて、このゲームの発売日を知ったわけ。なんでもこのシリーズはもう10年も経ってるとか。ゲーム名だけはむかしから知ってるものね〜。前作がエラく評判良くて、なが〜く待たされてこのIII発売。ストーリー的にも、グラフィック的にも、ロード待ちだらけな点にも、きっと待たされていた人たちは不満だらけじゃないかな？。
ともあれつれあいも珍しくRPGに興味をもったみたいなんで、きっと最後までプレイしちゃうと思います。でもね〜、他の知人に借りてる「戦国無双 猛将伝」が思い切り途中なんですよ。この2つを並行して進めることができるんでしょか？。ちと心配。
