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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は悲し過ぎる物語

 

 前に観ているハズだけれど、例によってすっかり忘れているので予約録画。さかさまの人生ってのは記憶にある。ええ?、じいさんとして生まれてくるの?。デカくない?。と心配していたら、しわくちゃな赤ちゃんでした。そりゃそうだ。

 その容姿ゆえ、捨てられたベンジャミン。高齢者施設の人に拾われ、そこで育ててもらえたのは、奇跡と言っていいと思う。

 スタートが赤ちゃんだから、体は徐々に大きくなる。このあたり丁寧に描いていて、好感度高し。大事なところだからね。車椅子から初めて歩いた時には、大いに笑った、じゃなくて、感動した。

 旅をしている変な兄ちゃんが夜中に連れ出してくれた。こちとら酒も女も未経験、だからね。あの喜びよう、観ているこっちもうれしい。こういう兄ちゃんは必要なんだよ、生きていくうえで。

 そうそう、ベンジャミンはバレエをしている奇麗な少女に恋をする。見た目おじいちゃんだけど。二人は一度離れて、再び会うのだけれど、少女は素敵な女性に、ベンジャミンはおじさんくらいだったか、に若返っている。あ~この辺、記憶曖昧。

 とにかく、ある程度若返ったベンジャミンはブラッド・ピットが演じ、この女性をあのケイト・ブランシェットが演じている。ブラピはイケメンすぎだろ!、と思いつつも、ケイトがいいんだ。あの人の演技力には吸い込まれるようだ。

 逢瀬を重ねる2人。しかしある日、ベンジャミンは彼女のもとを離れる。この後は書きませんが、ラストはもう泣くしかない。号泣です。彼女に愛されてベンジャミンは、幸せだった。そして育ててくれたママも。

 というわけで、思いのほか泣かされてしまいました。大満足です。おススメします。