映画マニアの知人から借りた作品。監禁という言葉から、嫌な予感がしたんですが、案の定...
わたしはこの手の作品でよくある、捕まって逃げ出せずにひどい目にあう系が苦手なんですよ。監禁ですからね、思い切りそのパターンなのは想像できます。
がしかし、今回は監禁された側はあまり描写されていません。恋人を奪われた男が延々と描かれているだけ。でもね、この男がひどいんだ、また。
作家志望らしんだけれど、一度も作品を書き終えたことがない。優柔不断でいつもそのことを恋人から指摘されて喧嘩ばかり。とうとう、縁を切られて別れた直後に、その恋人が拐われるという、どうしようもない展開。
その後、女子トイレで覗きしたり、二度も車奪ったりで、やることなすこと、イライラするんです、この男。いや〜、観ているのが辛かったくらい。
設定自体も現実離れした感じで、しっくりこない。脚本も現実味がない。というわけで、わたしゃこの作品、嫌いです(個人的見解)。ごめんなさい。