- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2012/02/03
- メディア: DVD
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それなりに有名になってしまった映画。礼儀正しく1作品目より鑑賞。2作品目もすでにDVD(ブルレイ)化されてまして、今年には3作品目が制作に入るとのこと。なんとも景気が良くてうらやましいおハナシ。
発想がすごい
なにがムカデって、人と人とをお口とお尻で結合しちゃうって発想、すご過ぎます。この1作品目では3人が被験者なので、作品中の説明もありますが、真ん中が一番辛いというワケ。先頭のうん○を食べさせられ、かつ、後ろにうん○を食べさせるという二重苦。ちなみに先頭のことをリーダーと呼んでおりました。
マッドサイエンティストがすごい
もともとシャム双生児の分離手術で名を馳せた外科医ヨーゼフ・ハイター博士が主役。つまりは、引き離すことばかりしてきたから、その反動で結合したくなった、という設定なんすよ。なんとも斬新。そしてこの役を演じる役者さん(ディーター・ラーザー)がすばらしい。もう、見ただけで恐い。視線とか、しゃべり方とか、行動とか、もうすべてが恐い。恐いよ。
関西人がすごい
そしてなんと、そのリーダー役を演じるのが、関西弁でガナリまくる純粋な日本人(北村昭博)なんです。って、調べたらこの人。生まれも育ちも高知県じゃないですか。なになに「インパクトのある関西弁を喋る亀田史郎をモデルにして、その役作りをした」だって。しかも「脚本には台詞が書かれておらず、ほとんどが北村の即興だった」とか(以上、Wikipediaより引用←いまだにリンクの張り方がわかりません)。エラいぞ、北村さん。
いや、いかにもヤンキーの兄ちゃんっぽく、関西弁をがなり立てる風景が、洋画の中で見られるのが新鮮で、新鮮で。ほら、よく日本人役の人って、片言の日本語を話してたりするじゃないですか、洋画だと。
というわけで
もちろんメジャーな作品ではないので、もしかしたら見るに耐えない品質じゃなかろうかと、心配しながらの鑑賞でしたが、その面白さでものの見事に裏切ってくれました。ちょっとしたグロ耐性のある方なら、大いに楽しめると思います。お勧めですよ、ハイ。