「こわれゆく世界の中で」のメモ

こわれゆく世界の中で [DVD]

　WOWOW録画。『イングリッシュ・ペイシェント』『コールドマウンテン』の名匠アンソニー・ミンゲラが、“真実の愛”を求めて葛藤する人間の姿を描いた愛と感動のドラマ...、そう書かれちゃどうあがいても観なきゃいけない！って気持ちになりますよね〜。
　鑑賞開始。主演はジュード・ロウ。結婚はしていないが一緒に住んでいる彼女とその娘。夜中でも体操してばかりの娘、絶望的な顔をした彼女、このあたりの環境を理解するまでだいぶ時間がかかる。
　仕事場に若者の泥棒が侵入。コチラはコチラで変な方向にハナシが進んでゆく。男の目から見ていても、ジュード・ロウのふらつき具合がよ〜くわからない。一緒に住んでいる彼女たちと本物の心を通わせたいと思っているのかのように見えたんですが、なんでソッチにも手を出すかな〜と。
　けっきょくドチラもドチラというだらしない雰囲気のまま、物語は終わり。ええ？、なんだよ、この映画。それが正直な感想。主題となっているだろう登場人物たちの心の動きが、なぜか素直に感じさせてもらえないもどかしさ。もしかしてもしかして、わたしには高尚過ぎる作品なんだろか！。
　というわけで、わたしの理解力不足が原因である可能性は決して否定できません。というか、たしかに理解できていない。そんな状態での感想ですから、まるで参考にならないことをお許しくださいませ。