京アニです。もともとのユーフォニアムを観ていて、けっこう好きだったから当然のように予約録画。眼鏡をかけた黒タイツの部長だか副部長に会えるのを楽しみにしていたのに、残念ながら世代が変わって会えずじまい。悲しい。
リズと青い鳥とは、とある絵本のこと。一人暮らしのリズのもとに青い鳥が少女の姿になってやってくる。そして、二人は仲良く楽しく一緒に生活をするんですが、リズは自分が青い鳥の自由を束縛していると思い、空に帰って好きなように飛び回りなさいと別れの言葉をかける。そんなおハナシ。
この絵本の原作には楽曲があって(だっけ?)、リズと青い鳥の掛け合いを二人の部員、フルートの希美とオーボエのみぞれがソロで行う。なにごとにも控えめなみぞれだが、ある日その実力を披露する。それに驚いた希美は......
もうね、最後のところ、涙なしには観られません。自由奔放でだれとも仲良くなれる希美が、はじめて自分の闇をみぞれにぶつける。なかなか正直な言葉が出てこない霙。二人の間を揺らぐ細い線のような友情、や愛情。泣くしかないでしょ、泣くしか。
感情移入しちゃうのは圧倒的にみぞれ。そしてもっと大人になれと声援を送る。希美はしっかりしているから大丈夫。心配なのはみぞれだけ。対等な関係を築くんだよ、みぞれ。
というわけで、またまた泣ける作品ゲットです。大いに泣いて、ストレスを発散しましょう。おススメです。