- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: DVD
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まず最初にお断りしなければいけないんですが、主人公の女の子、いわゆる同情キャラです。高校2年生。大人しい、というか、人と話すのがものすごく苦手。まわりからも空気のように無視されているんだけれど、下手すりゃイジメ!?ってくらいのヒドいんだよね、無視のされ方。
それなのにそれなのに、美形なんですよ、彼女。たしかに中高生くらいだと、彼女の良さがわからないかも?、ってことも想定できるけれど、やっぱカワイ過ぎる気がする。典型的な日本美人って感じ。ズルいなぁ〜。
お相手の男性の方は、見た目はそう、中の上ってくらい。徐々に明らかにされていきますが、彼にはさらに強いキャラ設定がされてます。彼女とのバランスをとるためなんだろね、きっと。
で、ともかく静か。浮ついた雰囲気はまるでなく、しっとりと物語は進行します。わたしの好きなタイプのツクリ。最高に気に入りました。それもこれも、やはり主人公の彼女が秀逸だから、なんですよ。お名前は成海璃子。もう完璧にハマり役。娘候補として、加藤ローサ以上(関連記事)かもしれない。
最後に内容について。彼女と彼氏がどうして通信できるか?は、謎のままでイイ。どうせ誰もわからないことだから。しかし1時間のアレはどう説明するつもりだったんだろうか?。それぞれが目の前に居たとしても、通信してるのはやはり...、ってことでしょ?。よくわからん。
そしてもう一人の存在(片瀬那奈)。その人が発した危惧の謎をものの見事に説明してくれましたが、ここまで条件が整うと、頭に浮かぶのはあの「リアル鬼ごっこ」(メモ)。しかし、並行というよりは同時に存在しているような気がする(1時間の方ね)。よくわからん。でも、まあイイや、成海璃子ちゃんがすばらしいから。
というわけで、ホント、久々にイイ思いをさせていただきました。正直、あまり期待していなかったので、喜びもヒトシオです。ぜひぜひ観てくださいと、お勧めしたい作品。