- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2007/07/19
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スパイダーマンのヒロイン、キルスティン・ダンストが主演。オーストリアのお姫様がフランスの王室に戦略結婚。最初に思ったのが、ずいぶんと「イイ感じのお嬢様」なんですよ、マリーが。
ヴェルサイユ宮殿でのトンでもない暮らしぶりに呆れる感性はあるし、王太子にちゃ〜んと気を使って笑顔で接してるし。とってもとってもイイ感じのお嬢様。
いちおう、後半に入ったくらいから、浪費癖云々の生活振りを見せてはおります。でも、基本的に性格が変わった風でもないんで、マリーはあくまでも悪い人としては描かれてはおりません。そういう世界で暮らす運命であった、というだけのおハナシ。
ラストがどこまで行くのかな?、と思っていたら、あっさり終了。誰が悪い、彼が悪い、っていうより、システムそのものが悪いんだな〜と(フランス革命ね)。今の日本だって、政治家とか官僚とかってことよりも、やはり仕組み自体を変えないとどうにもならない!、ってことですよ。
でですよ、つれあいが「ベルサイユの薔薇」好きだったおかげで、なんか質問するとちゃんと答えが返ってきたりして、うれしかった。わたしの知っているオスカルはどこよ?と聞いたら、彼女だけは空想の人物なんだと。どうりで出てこないワケだ。残念。