- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/12/08
- メディア: DVD
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まず、雰囲気がカラッと明るいのがイイですね。子役の蜘蛛好きな男の子もイイ。保安官のお母さんがまたキレイでスタイルもわたし好み(カリ・ウーラー)。姉もまあ良し。主人公の男性もOK。保安官助手のサムもおかしくてグ〜。床屋のじいさんたちや怪しいFM局開いてるDJも...、とですよ、なんと登場する役者さんたちがとってもバランスとれててイイ感じなんです。珍しいでしょ、B級映画で。
もひとつの美点、それは蜘蛛がちゃんと描かれていること。タランチュラにコガネグモ、トタテグモにハエトリグモと、ちゃ〜んと種類を揃えている。動きも違えばキャラも違う。イイね〜、こういうコダワリ。ただし、コガネグモの雄ってヤツ、アレはどうみても雌ですが。巨大雌を引き立たせるためなんだろうけれど。
明るい雰囲気に合わせてギャクもちゃ〜んとこなしてます。蜘蛛たちがカワイかったり、遠慮なく人が襲われる潔さも笑える。冒頭のニャンコの壁顔や壁肉球もセンス良し。サムとDJのおとぼけ振りもイイ。
という具合によ〜くデキた作品です。ただ、ただただ、全体的にもう一回りデキがイイと神作品になれたのがおしいところ。モチっとなんですよ、完璧の域まで。そのくらいイイってことだけど。お勧めです。