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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「コワイ女」のメモ

 ツタヤディスカス。3話収録のオムニバス・ホラー映画。気軽に観れると思って。それぞれ監督が違うから、その点を攻めていきましょう。
 第1話「カタカタ」。監督は雨宮慶太、主演が中越典子雨宮慶太っていうと、独特なイラストデザインを思い浮かべるけれど、いわゆる特撮モノの映画を何本もつくってます。むか〜し観て記憶に残っているのは「ゼイラム」。中越典子は知らない。
 やはりキャラのデザインが強烈って印象。赤尽くめの服を着た女、登場シーンが1番怖かった。ギスギスした動きもイイし。でも、そんな印象はあっという間に薄められちゃう。立ち尽くすだけの他の霊たちとの関わりもよくわからんし、設定の中心に据えている母娘との関連さえ???。ついでに、おハナシ自体が意味不明じゃ〜ね〜。体の癒着はキモかったけど。
 第2話「鋼」。監督は鈴木卓爾、主演の柄本佑は知らんけど香川照之が出てる。鈴木卓爾はぜんぜん知らない。役者としても活躍しているとのこと。
 で、コレが1番面白かったですよ。こういう斜に構えたようなホラー作品って、好きなタイプっす。職場の(といっても社長と従業員1人しかいないんだけど)上司から妹とデートしてくれと頼まれた地味な若者。当日、彼女を迎えに行くと、なんと上半身にスッポリと麻袋を被ってやがるんですよ、その子。
 いや〜、イイね〜、この設定。キャラ的にもよくできていて、行動とか、耐久力とか、嗜好とかがみ〜んな変。しかも最後には...、もうワケわかんねぇ〜!。
 お兄さん役(上司ね)の香川照之がしっかり演技してくれてるのが大きいよね、安心して楽しめたのは。アイデア勝負だけでなく、ちゃんと上手に作品に仕立てます。不条理モノをつくるんなら、このくらいブッ飛んでて欲しいよね。
 第3話「うけつぐもの」。監督は豊島圭介新耳袋あたりで活躍してるらしい。主演の目黒真希は知らんけど、須賀健太くんは知ってる。テロップに清水崇(「呪怨」など)の名前が。監修って立場みたい。
 正直コレが1番ツマラんかった。よくわからんのですよ、筋が。3作品とも「わからない」って点では共通しているんだけれども、それだけで終わっているのがコレ。なんの美点もないし、怖くもない。
 というわけで、第2話の「鋼」だけをお勧めしておきます。んで、おまけとして「カタカタ」が付いてくる。「うけつぐもの」は無視。