ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/07/23
- メディア: DVD
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久々の超豪華出演陣。ダスティン・ホフマンにジーン・ハックマンだけでいっぱいいっぱいなのに、ジョン・キューザックにレイチェル・ワイズまで出てる。凄すぎ。
最初の方、わけわからなかったですよ。陪審員コンサルタントっていったいなにさ?って感じで。そのへんの仕組みが見えてきたところで、ようやくコチラも本腰入れて鑑賞。しかし最初のシーン、すっかり飛んでました。そこだけ観て風呂休憩に入っちゃったものだから、頭の中ではまったくの別扱い。終盤になってやっとこさ気づく、そっか、あの人の裁判やってたのね(^^;)
かなり面白かったですよ、十分楽しめました。でもさ、いまひとつ煮え切らないのがダスティン・ホフマンの役。インパクトないキャラ設定なんですよ、でも、ダスティンが演じてるから何かを期待しちゃう。
ジーン・ハックマンはまさにハマり役。もうこういう役やらせたら右に出るものなし!ってくらい。てのはちょっと言い過ぎかな。ハマり過ぎてて少し飽きてきたっぽくもなきにしもあらず、だけれど、コレはコレで楽しませてくれる。
そしてジョン・キューザック。一番おいしい役だよね、ホント。そのおいしい役にハマっちゃうのがジョンの魅力だなぁ〜。イイ役者さんです。レイチェルは途中まで影薄いけど、ラストではジョンと並んでバシッと存在感出してくれた。イイ表情してたですよ、二人とも。
という具合に他の3人が名に見合うキャラを演じているんだけど、ダスティンだけがちょっとモノ足らない。偏ってるけど「真夜中のカウボーイ」「わらの犬」「パピヨン」「マラソンマン」「レインマン」「靴をなくした天使」のような名演技が観てみたかった←と無意識に期待しちゃう役者さんだから。最近は「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」や「ネバーランド」のちょい役しか観てないから余計にそう感じたのかも。
というわけで、わたしの勝手な期待を除けば十二分に楽しめる映画です。お勧めですよ。