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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「名もなきアフリカの地で」を観る

名もなきアフリカの地で [DVD]
 夕べはなんと4本もの映画を堪能してしまいました。さすがに1夜に4本はキツい。とりあえず観た順番に感想を書いていきます。はたしてすべて書ききることができるだろうか...。
 まずはWOWOWかBS2で録画した映画。アカデミー賞受賞作品シリーズの放映で、この作品は外国語映画賞だっけかな、を取っている。こちらが公式サイト
 内容は第二次世界大戦当時のナチに迫害されるユダヤ人のとある一家を描いたもの、なんだけど、面白いことに戦争そのものの描写がないんです。題名から予想されるとおり、最初の部分を除いてすべて逃亡先のアフリカが舞台。一応連合国側であるイギリス軍が登場し敵側のドイツ国民として連行されちゃうんですが、収容先の生活は仮住まいのあばら屋よりよっぽどマシ(特に女性&子供用の宿舎はなんとホテル)。
 さて感想です。な〜んか久々に「洋画」を観たな〜って感じ。邦画でもなく、ハリウッド映画でもない「洋画」。って、そういう映画はゴチャマンとあるんだよね。なんだろ、名作シリーズっていうか、時が流れるのがゆったりしてる映画っていうのか。
 先に単身でアフリカでの受け入れ態勢を整えていた旦那。美しい妻とかわいい子供をしっかり愛してるんだけど、常に不安感に苛(さいな)まれている。心配性、つまり自信がない。たしかに奥さんはとびっきりの美人。でもね、わがままなんだよね彼女。わがままっていっても、いかにも女性らしいわがままさ。しかも気が強い。あれじゃ旦那もツラいでしょ。でもそこが彼女の魅力でもある。
 その奥さんと同等、否、それ以上に魅力的なのが娘のレギーナ。賢くて友愛に満ちていて、まるでナウシカのよう(ぜんぜん関係ないや)。そしてレギーナさえも凌駕する魅力を振りまいているのが、アフリカの料理人オウア(発音ではオフアと聞こえる)。彼にアカデミー助演男優賞をあげたいくらい。
 年がら年中夫婦喧嘩してるんで、ラストのラストまで結末(というか家族の行方)が見えないから、最後については何も書きません。魅力的な妻と愛すべき娘が観たい人にお勧めします。