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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「シャッター」のメモ

 レンタルDVD。最初に題名を見たときは、すっかりお店のシャッターだと。はじまってすぐ、あ、カメラだよカメラ、ってアホなわたし。
 しかもホラーでしょ、とくりゃ心霊写真ですよ、ふふ〜ん!。と少し期待しちゃう。な〜る、主人公のお相手は職業カメラマンなのね。おいおい、日本が舞台になっちゃいましたよ、まるでハリウッド・リメイクの「呪怨」みたい。
 日本の描き方は、まあまあ。いかにもエロい女性がアシストしてくれるのに文句の一つもタレたいが、その立場になったこと無いからなんとも言えない。そっか、あの子、奥菜恵だよね。ありゃりゃ、山本圭宮崎美子も、も、も。この監督、日本贔屓なんだろか?。と思ったら日本人でした(「感染」(メモ)の落合正幸監督)。
 ようするに、ハリウッドに和風ホラーで殴り込みって感じの作品みたい?です。その事実はあとで知ったんですが、観ていたときの素直な感想を敢えて書かせてもらいます。
 イマイチ!、ですね〜、残念ながら。心霊写真と聞いてブルッと来ちゃう人にはひとつの山場となる、雑誌社にあるその手の写真を貼りまくった部屋。なんで日本の雑誌に投稿された写真なのに、その半数以上が海外ものなのよ???(アップで紹介されたモノ)。正直、悲しい。しかも明らかに霊の描き方まで海外製。いわゆるゴーストっぽい。やはりメインのターゲットがアチラだからしかたないのかな?。
 霊については常にこの「ゴースト」というカタカナが浮かんでしまう。日本人の観客を怖がらせてやろうと嬉々として製作した、みたいな遊び心というか、和心みたいなものがまるで感じられない。例えて言うならば、ホラーははじめてだけれどつくれんことはないからやってみるよ、みたいなノリの監督がつくった作品みたいな、宙ぶらりんな感じ。
 いや、敢えてこう書いたのは、和風ホラーっていうか、スピリチュアル・スリラーを謳っているのなら、正々堂々と日本人が縮み上がるようなテイストでやって欲しかったんですよ。中途半端に西洋風を意識しちゃったから、こんな中途半端な気持ちにさせられちゃった、と勝手に予想しています。
 というわけで、あいかわらず身勝手な感想で申し訳ありません。最後についでながら。宮崎美子のですね、お客さんをもてなすためのお茶セットがですね、あんな、戸棚の一番上に置いておくわけがないと思うんですよ。だって絶対に届かないじゃない、っていうか、届かないにも程がある!、って思っちゃいました。たとえ滅多に出さないって設定にしても、ね。
 おっと書き忘れてました。ストーリーについて。この映画を観てまっさきに思い浮かんだのが「ゴシカ」。つい最近にも観直しているから特に。ソレと比べちゃなんなんでしょうが、驚きが足りないというか、薄いというか。ま、比べなきゃイイんですけど(余計なことを)。