- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/05/23
- メディア: DVD
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まずはバトーさん、じゃなかった大塚明夫。どうしてもあのゴツい顔が浮かんでしまいますが、今回はアクション苦手そうなおじさん刑事役。
そして本命の林原めぐみ嬢。いや〜、声優オタでないわたしにですら、刷り込まれたその名声(?)。こういう作品を観ると、つい思っちゃいますね、「林原のためにつくったみたい」って。そのくらいの存在(アクの強さ)なんだな〜と。逆に言えば、耐えられない人は、観れないでしょうね〜。
そしてアムロの古谷徹。しばらく聞いてて気付いたのが、江守徹。最後のテロップ見て当たった、当たったと喜ぶわたし。最後に今確認したのがトグサの声。確信もてなかったけれど、トグサっぽいな〜と思っていたキャラがおりまして。なんと山ちゃん(山寺宏一)だったんですね、知らなかった。
閑話休題。おハナシはズバリ!、大人向けのファンタジーといった風情。おもちゃやら、人形やら、家電品の行進シーンが印象深いんですが、そのときに都々逸(どどいつ)?みたいなのを歌ってるんですよ。そのあたりの感覚は、大人をさらに超越した、もっともっと古い人の世界を思わせます。
人形がチョコチョコ出てくるってことで、映像的には攻殻機動隊の「イノセンス」と、そうですね〜、「AKIRA」の幻想シーンを組み合わせた感じ。なんたって夢の世界のおハナシですから。
主人公のパプリカは、大人が求める少女像でしょうか?。もちろん、子供としての少女、ではなく、少女の魅力をもった女性という意味で。
作画のクオリティーは文句ないです。ストーリー的には、う〜ん、正直、特に楽しかったワケでもなし。夢という難解なものを扱ってる割には、複雑すぎないとは思うんですが、基本的にわかりやすいってこともない。ってところです。