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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「ウォルター少年と、夏の休日」を観る(Yooさん感謝!)

movie

ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション [DVD]
 WOWOW放送を見逃しちゃったカワイソウなわたしに、天使のように(^^)やさしいYooさんが届けてくれた映画です。届いたその日にさっそく鑑賞しました。ありがとうございます、Yooさんm(__)m。こちらが公式サイト
 なんといっても最初に目につくのが、ウォルター少年役のハーレイ・ジョエル・オスメント。わたしの頭の中の彼は「A.I.」と「シックス・センス」で埋め尽くされています。天才子役ゆえに難しいところもあるんでしょうね〜。最近、同じような境遇のダコタ・ファニングの「マイ・ボディーガード」を観て、やっぱカワイソウと思ったばかり。とりあえず、彼に対するコメントはあとにしときます。
 この映画の美点は、なんといってもそのストーリーとそれを生かす的確な配役。大叔父2人暮らしの家に預けられた少年の一夏の体験。そのおじさんたちが半端じゃない!。セールスマンを銃で撃退しちゃう豪快さ。
 ストーリーが進むにつれてあきらかになる、おじさんたちの過去の活躍ぶりがまた凄い。あまりに凄すぎて、信じられません。まるでスーパーヒーローのよう。ここで役者さんについて。このスーパーおじさんを演じてるのが、ハブ役のロバート・デュヴァル。むか〜しからよく目にしている頑固顔の男優さん。最後にわたしが見たのは、ショーン・ペンと共演していた「カラーズ/天使の消えた街」だと思う。
 彼が若い頃(中年の頃?)のハナシは別の役者さんが演じてるから置いといて(ソッチも凄くイイんだけど)、とってもカッコ良かったのが、外食してるときにカラんできた若者たちを、アッサリとノシちゃうシーン。おじいちゃんがですよ、若者4人相手に戦うんです。しかも、相手にあえてナイフを使わせるくらい強さのレベルが違う。もちろん、こちらは素手。
 このアクションがとてもイイんです。ナイフをサクっと避けて、一瞬で関節を決めちゃう。強さの表現に誇張のない、実にリアルな演技。これを見て思い出したのが黒澤の「赤ひげ」。お医者さんだから武器は持たずに、刀で襲ってくる大勢のヤクザたちをバッタバッタと倒してゆく三船敏郎。その戦い方と迫力の印象がとても似てるような記憶があります。赤ひげは容赦なく骨までボキボキ折っちゃってたけどね。
 この見事なアクションシーンが、ちゃんとストーリーに深みを与えてるんですよ。ハナシだけで聞いていた嘘のようなスーパーヒーロー振りの信憑性を高め、誰もが憧れる強い男(この映画のテーマでもあるようです)を実演し、なおかつ若者をたしなめる強い大人をも描いている。もう、最高です、ロバート・デュヴァル
 もうひとりのおじさんであるガースは、ハブといっしょにイロイロな修羅場を経験してるけど、ハブとちがって助けられるキャラ。だけどハブに代わって「男たるもの」を語ってくれる大事な役。役者さんはマイケル・ケイン
 ここでウォルター少年(ハーレイくん)にハナシを戻しましょう。いかにもひ弱な感じの少年が、このとんでもないおじさん二人と生活を共にすることによって、夢のような一夏を過ごすのです。男の子なら誰でも憧れちゃいますよね、こんなおじさんたちがいたら。
 もちろん、母親に無理矢理置いていかれた経緯もあって、最初の頃はウォルター少年も「怪しいおじさん」としか見ていません。それが徐々に、徐々に...。このあたりの演技はさすがハーレイくんですね。実に繊細な演技力。
 ひとつ思い出すのが、終盤で立ったままトランクを地面に置くシーンがあるんですが、ドサっと勢いよく置いて把手から手を離すときに、ほんの一瞬ですが、トランクが倒れていないか指だけでなぞるように確認する動作が入ってるんです。
 おじさんたちの影響で「男らしさ」を知ったウォルター少年。でもそんな急には自分を変えることはできません。そのあたりを微妙さを考慮してこの仕草を行っているとしたら???。わたしの考え過ぎかな〜。
 で、冒頭のおハナシ。ハーレイくんの演技にケチをつける気はありません。でもわたしにとって特別な存在である彼には、無意識にいつも特別であること期待しちゃうんでしょうか?。つまり、「シックス・センス」や「A.I.」で感じたあの「驚き」をどこかで欲してる自分がいるようです。
 でもそれは不可能なこと。観る側(自分)の問題ですね。ダコタちゃんも「マイ・ボディーガード」にて、実にダコタちゃんらしいイイ演技してました。それに不足を感じる方が間違っているんだなと、今これを書きつつ反省しています。もっと彼らの作品を観てあげないと。「ぼくの神さま」も「ペイ・フォワード【可能の王国】」すらも観てないし。
 もうひとつ、この作品には意外にも多くの動物たちが出演しています。特におじさんたちに飼われている5匹の犬と1匹のブタ。もうカワイイったらありゃしない。そしてライオンまで。つれあいが大喜びしてました。
 そうそう、ハブおじさんの昔の恋人役を演じたエマニュエル・ヴォージャー。馬から落ちて髪までずぶ濡れになったときのあの顔。映画のハブおじさんと一緒にわたしも一目惚れです、ハイ。
 最後に書こうと思い、とっておいたネタ。なんと、なんとですよ、この映画の監督/脚本は、あの「アイアン・ジャイアント」(感想)の脚本を書いた人なんですよ(ティム・マッキャンリーズ)。もうビックリ!。さすが男の子が夢中になっちゃいそうな映画だけのことはあります。お勧めです、ぜひ観てください。