三菱のリアプロジェクター、LVP-450の解体・廃棄作業の続きです。前レポではミラーカバーが外せないところで終わってましたが、今回は思い切ってボディーの両上端をノコギリでカット!。どうせ捨てるんですからね〜、思い切ってやらないと。おかげさんでミラーカバーを支えるヒンジ部分が露出してくれました。
やっとこさミラーカバーをハズすことに成功。裏返してみると、なんか青っぽい反射のミラーですね。好例の指なぞり。そしてやっぱしホコリまみれ。悲しいね〜。
これでようやくフレネルレンズのスクリーン(裏)の全貌が、が、が。コレもホコリまみれなんだろな。レンズ、ミラー、スクリーンのすべてをクリーンに掃除しておけば、画質が数段上がったであろうことは間違いなし。悲しすぎる現実。今後、リアプロ買うことがあったら、掃除の仕方をメーカーに聞いておくべきですね。
そしてこのスクリーン、ガンジガラメにネジ止めされてます。どうやら枠ごとハズしちゃったほうがイイみたい。ところがところが、下側の接合部のみハズすスベがなく、またもや頓挫。もうイチイチかまっちゃられません、ベリベリベリッ!と剥がすのみ。どうせ捨てるんだから(最初の意気込みはどうしたことか)。
そして遂にボディー上下真っ二つです。高さのだいたいの中間点あたりにノコギリを当て、ギコギコギコ。木屑も気にせず、ギコギコギコ。片方終わったら、もう片方をギコギコギコ。リアプロとの思い出が走馬灯のように巡りながら、ギコギコギコ。その結果が下の写真。小さくてわかりヅラいけど、青○印のところに段差があるでしょ?。
切り離したボディー上部、大きさ的にギリギリで部屋のドアから出すことができました。そのまま階段〜玄関〜家の前に移動。最後にボディー下部。こちらは操作部とかスピーカーネット部分張り出していて、ボディー上部より奥行きがあるんです。そこをなんとかしないと部屋出しがキツい。
目につくネジをハズす。重量的にボディー上部よりかなりヘヴィ〜なもんで、スピーカー等、ハズせるものはハズす。しかしどうやっても張り出し部分がハズれない。もう遠慮は無用、大きめの工具を隙間に突っ込んで、ベリベリベリ。涙も涸れたよ、ベリベリベリ。その結果がコレ。
どうしても下の台座部分は取れなかったけど、ココまで軽量化することができました。でも、重い。そうそう、真ん中に鎮座していた光学エンジン部は、重さに悲鳴を上げながら先に階下へ。といっても30kgくらいですかね〜、せいぜい。持ちにくいのと通路が狭いゆえの悲鳴です。
ボディー上部&下部はそのまま車の中へ。ゴミ処理場に行けるのは3日後の木曜日なんだけど、置いておく場所がないから、しばし思い出に浸りながら車通勤となります。ヘタに衝撃を与えると破裂しそうな光学エンジン部は、さすがに何日も車に載せる勇気はなく、1階の座敷に仮置き。スマン、親父。
しかし解体するのにこれほど手間がかかるとは。というか分解の仕方がわからない。かなり昔、一度落雷で故障したのを修理してもらったことがあるんだけど、スクリーンの裏もキレイに拭いてくれてたんですよ。わたしは仕事で留守にしてたんですが、見ておきたかったな、プロの分解作業。
追記:12/22にゴミ処理場へ。分解したパーツ、全部で110kg弱ありましたよ。440円で廃棄完了。業者に頼んだらいくら取られていたことか。苦労した甲斐がありました。