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SILKYPIXのヘルプを読んでいると「高感度撮影を行う場合、カメラのISO設定を上げるのではなく、露出補正で対応。んでSILKYPIXで増感現像した方がキレイ!」という記述を発見。こりゃ興味深いっすよ〜。さっそくNikon D70でテスト撮影してみました。
まずはISO1600でパチリ。ISO1600ということは基準感度ISO200を400、800、1600と3段上げてるわけです。そこで次にISO200のまま、露出補正を−3.0にしてパチリ。でもおかしなことに同じ被写体を写しているにもかかわらず、シャッタースピードが1段ほど違う(絞りは開放固定)。なんででしょ?、わたしの計算間違ってます?。よく平気の平左(ふ、古い)でポカやらかすから。
ま、細かいことはイイやってことで、さっそくSILKYPIXで2枚の写真を現像してみると...。うんうん、ISO1600で撮った方はノイズに関してのみ言及すれば、もうかなりキレイにスッキリ処理できます。ノイズ除去とトレードオフの関係にある精細感について触れないのはインチキですが、とりあえずピクセル等倍でチェックしようなんて考えなければ、手間こそかかるもののかなり実用的かも。
問題は−3.0で撮影した画像を3段増感現像(+3.0)した方。もうだめ、わたしのへなちょこ技術ではあのノイズまみれの絵をキレイにすることができません。そもそも元画像(増感処理のみ)の段階で変な帯が出てるし。この帯の原因ってカメラなのか、SILKYPIXなのか?。
このテストの意義っていうのは、カメラ内部でゲインアップ処理を行うのがイイのか、はたまたパソコンのアプリケーション(SILKYPIXね)で代わりに処理してあげた方がより美しくなるのか?ってこと。しかしヘタレなわたしとしては、素直にD70に任せた方がイイみたいです。現像技術を上げれば結果は変わってくるのかな?。
★追記:後日同様なテストを行ったところ、マイナス補正撮影&増感現像した方もキレイな画像が得られました。このときはなにかしらミスがあったようです。