映画マニアの知人から借りた作品。多分、クローネンバーグが好きと言ったところから、選んでくれたと思う。
喫茶店の普通の店主が、二人組の強盗をあっさりと処理してしまい、一躍街のヒーローに。家族のみならず、本人さえ戸惑う状況なのだが、実は彼には秘密があった。というストーリー。
まず第一に、監督がデヴィッド・クローネンバーグであるということ。いや〜、懐かしいですね〜。わたしがまだ学生だった頃、流行ったのが「ビデオドローム」。ちょっとイカれた感覚の映画だったんですが、それが若者に受けたんですね。
その後も監督の名を頼りに何作かレンタルした記憶あり。そうそう、「スキャナーズ」はLD買いましたよ。
それともう一つ、これを書いていて気付いたのですが、主役のおじさん、ヴィゴ・モーテンセンだったんですね〜。エド・ハリスしか知ってる人出てないと思ってましたよ(アホ)。「インディアン・ランナー」懐かしいっすね〜。
で、オチなんですが、それ自体はもっと強烈な映画(映画名を書くだけでオチがわかるから書きません)が存在しますんで、それほどの驚きはありませんでした。見所はやはり、ヴィゴのアクションシーンでしょう。格好いいですよ、スカッとするし。
というわけで、思いの外、有名人が出ていた映画だから、というわけではないんでしょうが、すんなりと楽しめました。アクション&サスペンス好きな人にオススメします。