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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「リアル鬼ごっこ」のメモ

 レンタルDVD。大竹しのぶつながりのあとは、石田卓也ですね〜。どっかで観たと思ったら、「キトキト!」の息子役の子ですよ。
 例によってTVCMで好印象を勝手に抱いていた作品。佐藤って名字の人を鬼ごっこで捕まえて殺しちゃうの?、それってなに?、人口対策?、他の名字の人も順番が回ってくるの?、な〜んていろいろ想像していたんですが、もう笑っちゃうくらいに見事に予想をハズされましたよ、すげぇ〜。
 これから観る人もいるだろうから、あえて詳細は書きません。が、まず、今回の鬼ごっこが行われた理由ってのが、好例ではなく特別なものであったこと。決して近未来の、今の延長線上にある世界のハナシではなかったこと。王様がダサかったこと。などがハズされたものとしてあげられます(笑。
 ま、それはそれで、細部を丹念に洗い直して、鬼ごっこや王制の恐怖をもっと全面に押し出せたならば、せめて「バトル・ロワイアル」くらいの作品になれたかもしれない。でも、このままでは中学生のときによく読んだ、星新一小松左京のSF短編集の中の一話って重さでしかない。喜ぶのも中学生くらいまでって感じ、かな。