先日、ハイジのチーズフォンデュがどうのこうのと騒いでいたわたし。それを見かねたつれあいが「そんなに食べたいのなら明日はチーズフォンデュにすれば！」と。そして昨日の日曜日、作戦は決行されたのです。
行く前から決めてたこと。いきなりチーズの塊を買って来ても、それをスリおろす根性も思い入れもない、ってことで、いわゆる「チーズフォンデュ用」製品を買うこと。だけどハイジだけは勘弁ね。最悪許すけど。
近くのスーパーのチーズ売り場に行くと、やっぱしエメンタールやらグリュエールやらのチーズは影も形も無し。すでにミックスされたチーズフォンデュ用のチーズ袋もなし。あったのは写真右後方の「レンジ用ふぉんじゅ亭」（メーカーページ）。3〜4人前って書いてあるけど絵が親子じゃん！。たしかに内容量300gだもんね。でも容器まで付いてるから後片付けが楽チン。調理はレンジに4分（500W）かけるだけ。いいんじゃない、これで。うちら小食だし。
というわけで後は具材。パンはすでに買ってある。ウインナー（チョリソー）とね〜、野菜は定番のアスパラくらいしか思いつかん。そこでつれあい推薦のインゲンとわたし推薦のオクラを買ってみる。どちらもはじめて。
家に帰って野菜とウインナーを茹でるだけ。あとはチーズを袋から容器に移し（これちょっとだけたいへん）、レンジでチン！。その結果が写真の風景。サラダはさらなる野菜補強、マテウスロゼ（スパークリングなワインでお気に入り）は好きだから...。
で、さっそくパンにチーズを絡めて口の中へ。ん？、んんん？、クリーミーでおいしいけど何か物足りない。そうなんです、親子の絵を見たときにフト不安になったことなんです。おさけ、お酒（白ワイン）が1滴も入ってな〜い！。けっきょくはハイジのと同じやん！（想像）って。
わたしが生まれて初めてチーズフォンデュを食したのは、おそらく小学校の高学年くらいですか。姉が料理の本を見て材料を買って来たのです。チーズのスリおろしを手伝ったのを覚えてる。トロトロのチーズなんて、当時普通に口に入るものじゃなかったから、すご〜く期待して食べたんですよ。そしたら思ってたよりも辛味がある（というかなんというか）。その原因がたっぷり入れた白ワインだったのです。おかげさんですっかり酔っぱらいました、わたし。
その当時の自分なら、今目の前にある「ふぉんじゅ亭」を絶賛したことでしょう。しかし大人になったわたしが期待していたのは、あの酔っぱらっちゃったチーズフォンデュなのです。一瞬「ロゼでも入れちゃおうか？」と思ったけど、色が色ですからやめときました。今日のところは「ふぉんじゅ亭」で我慢しよっと。
我慢なんて書いたけど、けっこうおいしいです「ふぉんじゅ亭」。パン喰って、ウインナー喰って、野菜喰って。これをチャチャチャっとやる。できればひとまとめでやりたい感じ。つまりは具入りのチーズかけパンってとこですか。
そしてなにより感心したのは、「チーズフォンデュにはオクラが合う」ってこと。チーズのとろみとオクラを噛んだときに出てくるヌメリがなんともスムーズに調和して...、やめとこ、うまく書けないし。でもおいしいのはホント。とはいえ、つれあいはイマイチだったくらいだから、あくまでも個人的な嗜好ですけど。
そうそう、量的にもぜんぜん問題なし。二人ともかなり満腹になれました（ホントに小食なんですって）。そして次回は必ず白ワイン入りのチーズフォンデュを食べてやる〜〜〜！。
