- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1951/11/30
- メディア: 文庫
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「吾輩は猫である」は学生時代と、数年前に読みましたが、とにかく文章が難しいという印象。文章というか、言葉、ワード自体が難しいのかな、わからないところを調べながら読んでいると、ぜんぜん前に進まない、それくらい読むのに苦労しました。
おそるおそる「道草」を読み始めたものの、比較的楽に読める。なにやら三十路すぎの夫婦の旦那の方のお話。幼少の頃いろいろあって、なぜかお金の無心に来る人がチラホラ。この辺の人間関係はイマイチ把握できてません。ともあれ、すんなりと読破。印象もむか〜しのドラマを見ている様。
そうそう、主人公の旦那さんは「吾輩は猫である」の飼い主のキャラとダブります。つまりは漱石自身のキャラなんでしょうか?。奥さんとのやりとり、心の襞の伝わらなさが泣けます。ということで、おわり。
追記:2014.11.18の「「図書館の海」(恩田陸)を読み終えたメモ その2」の記事に当記事を被せて保存してしまいました(泣。もう復活する気力も記憶もありません。悲しい...