この手の映画をこよなく愛する知人から借りたモノ。珍しく知っている人が出ています、イーサン・ホーク。あまり好きな人じゃないけれど。
アメリカ。年に一度の12時間だけ殺人が許されるパージというイベント。金持ちは豪邸に進入不可の装置を取り付け、パージの様子を安全な場所でやり過ごすだけ。その装置を売りまくってトップセールスを勝ち取ったのが、イーサン。その家族のおハナシ。
娘の彼氏が入り込んでいたのは、まだ想定の範囲内だが、バカ息子が外で助けを求めている人を中に入れる、っちゅうのは如何なものか?。ありえないでしょ、普通。
イーサンはそんな息子を叱りもせずに、家族のために一所懸命がんばる。こんないい人、いませんて。今回ばかりは同情したわ、イーサンに。でも、そう、育てたのは、やはり親の責任か。
というわけで、「リアル鬼ごっこ」とか「バトルロワイヤル」のような匂いのする作品。気分はスッキリしないけれど、それなりに楽しめました。