そこで「エコーズ」ですよ。レンタル屋で見つけたときはうれしかったね〜、なんたってケビン・ベーコン主演の心霊ホラーサスペンスってんだから。ここんとこワケワカメな映画ばかりで落ち込んでたから、今度こそはまともな映画に違いないって。
感想。やっぱまともな作りでした。さすがケビンが出演してるだけのことはある。ただし、今までが今までだから評価はかなり甘くなってるかも。いわゆるB級ホラーじゃないことは確か。S級でもないんだろうけど。
ケビンは相変わらず我の強い役。とは言っても役どころが幼い息子がいる父親だけに、そんなにハメをはずしてません。後半はかなりはずすけど。問題は息子。どうやら見えるらしい。ケビンも友人に催眠術をかけられたのを契機に見える人に。母親だけ蚊帳の外。
今内容を思い返してみたんだけど、ネタ的に既存ホラー映画から幾つか拾ってきたみたいな既視感を覚えるんです。久々の通常クオリティーの映画だったんで、わたし的には十分楽しめたんですが、もう一歩のめり込めなかった要因はソコにあったのかと思うしだい。
子役の子はなかなかイイ演技してましたよ。奥さんもイイお尻してました。もちろんケビンも「らしい演技」。あの黒人の軍人絡みはワケワカメ。そこがちょっともったいないね。絶対にお勧めってわけじゃないけど、それなりの作りのホラー映画を楽しみたい人で、かつケビンファンの人にはお勧めしておきます。