「ふくろう」を観る

　ついさっきリアルで観終えた映画。たまたまチャンネルを合わせたWOWOWにて。きったない女二人。その一人がようやく大竹しのぶとわかった時点で「お〜、もしかして面白いかも」と。以前「黒い家」ではものすご〜くおっかない大竹しのぶを見せてもらったから。
　舞台は農家の一室のみ。まさに「舞台」。もう一人の女性は娘役の伊藤歩（だれ？）。なにやらめっちゃ貧乏で木の根の汁をすすってる。そして「さて、やるか！」みたいな感じで身繕いだけ整える親子。彼女たちがやろうとしてることって？。ページ一枚しかないけど一応公式サイトです。2003年の作品。
　面白かったですよ、まさに舞台を観てるようで。大竹しのぶも相変わらずおっかない役を演じてくれてます。しかもヘアー隠しのぼかしまである。伊藤歩に至っては全裸御開帳。残念なのはこちらもぼかし付き。今時ヘアーくらいでぼかさないで欲しいのにな〜。
　なんと大竹しのぶ、この映画でモスクワ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞してるとな。チラっと検索したとき読んだんだけど、監督の新藤兼人、御年90を越えてのお仕事とか。というか原作・脚本・美術まで担当。撮りたかった映画なんでしょうね。そして出演者の中に田口トモロヲの文字が。あのプロジェクトＸのナレーターの人じゃない！？。どの人が田口だろうと気をつけて観てたんだけど、けっきょくわからず。あとで水道屋だと知る。え？、どんな人だっけ？。あ〜「水を無駄に使って…」って文句言ってた人じゃない。それって伊藤歩の御開帳をモロ見た人だよ。よかったね、トモロヲさん。じゃなくて...、更新スランプ相変わらず継続中、です。