すいません、映画の視聴環境のせい(風呂場でタブレット&BTスピーカー)か、加えて還暦過ぎの己の聴力もあって、どうにもセリフが聞き取れない場面が多いこの頃です。音量を上げればいいってもんでもないんですよ。困ったものだ。
いっそのこと洋画の字幕がありがたい。目で見えるからね。そういえばついこの間、岡田斗司夫のYooTubeで、聴力障害者の人から邦画の作品にもぜひ字幕を付けてくれ、という要望があるハナシをしておりました。お願いします、年寄りを代表してわたしからも。
閑話休題。つまりこの作品をちゃんと視聴できていない、ということです。よって、簡単な忘備録としてのメモだけを。
役所広司がまさにぴったしの厳格な父親役。しかも作家ときている。その母で、そろそろ物忘れがヤバくなった役を、樹木希林。いや~、この人の演技は凄いというかなんというか。物語的には徐々に痴ほう症を発症し、かつ進んでいく母をその家族の目線で描いております。お題は作家として母の記録を書いているから。
いろいろな俳優さんが出ておりますが、やはり三女の宮崎あおいでしょう。かわいさは間違いなし。でもこの人を見るといつも思うんですが、彼女のかわいさって、子供、そう少女のそれですよね。わたしの職場のおばさんが宮崎あおいがお気に入りで、生まれ変わったらあんな容姿になりたいと言っておりました。それって、女性の美の基準で一番のときというのは、JDでもJKでもなく、少女の頃ってことじゃないかと。などと勝手に想像したりしております。
というわけで、セリフの聞き取りづらさを悔やみながらも、最期まで大筋は追っていけました。ラスト前の海岸のシーンの出会いはちょっと無理があると思ったのは、正直に書いておきましょう。