おデブな母親にボーイッシュな娘。もちろん主役の肉子は母親。この肉子、いろいろと男に苦労したというか、男を見る目がないというかなんというか、とにかく男に裏切られ続け流れ着いたのが漁港の船の上。焼き肉屋を手伝いながら、娘を育てている。
この肉子のキャラがどうにも。どんな解説が書いてあるんだろうと見ると、なんと明石家さんまプロデュースで、吉本興業作品。どうりで無駄な単発ネタがチラホラと。ごめん、わたしお笑い系はあまり得意ではないのです。
中盤まできて、このまま頑張って観続けるか止めるべきか悩んだくらい、キャラクターがどうにも合わない。でも、仲良しだった娘の友達の反乱なんぞ、なかなかに面白かったので観ていたら。
終盤、娘が腹痛で倒れる。時代が変わる。うっかり娘が成長した後のハナシかと思って観ていたら、そうか、そうなのか!。ズルいよ、この展開ですっかり肉子のファンになってしもた。もう涙なしには観られへん!。
というわけで、わたし系の人もちょっと我慢して最後まで観てください。きっと幸せになれると思います。がんばってね。そうそう、大竹しのぶ、言われてもぜんぜんわからんかった。