なにやらアカデミー賞を何部門も取ったとか(すんません、作品賞だけでした)。主演のメリル・ストリープはあまり好きではないけれど、泣けそうなので予約録画。
デンマークの女性がアフリカで苦労しながら生きていく様を描いた作品。男運がなかったのか?、それなりの歳で独り身だった主人公。そこへよく覚えてないけれど、なにやら怪しげな男が近づいてきて、結婚。彼女は明らかに一人でも生きていける強い女性。農園をきりもみしたいのだが、旦那が勝手にコーヒーを始める。現地人に言わせるとこの高度じゃ育てた人を知らない、という賭け。それでも彼女は踏ん張る。
案の定、この男は他所に女を作って、別居。彼女はとても素晴らしい人なんだけれども、男を見る目がないんだよね。そんな彼女の前に自由奔放な男が現れる。デニスだったかな、名前覚えてますよ。俳優はロバート・レッドフォードね。
特に旦那と別居してからは、この二人が近づくシーンが多くなるんだけれど、なんだろね、大人の恋というよりは、またまた男の身勝手で拘束されたくないみたいな感じ。自立している彼女なんですが、それでもやはり恋しい人と一緒に暮らしたいという思いは強い。「マディソン郡の橋」みたいな恋を期待していたんだけれど、ちょと違う。
終盤でたいへんな事故があり、彼女はデンマークへ帰るか、アフリカのよその土地で一から出直すか、という選択に迫られる。当然彼女は後者を選ぶ。そしてあの彼がようやくって時に、彼との約束が.....。
というわけで、この作品のおかげでメリルのファンになれました。個性って大事なんですねと、改めて思います。それにしても世の中って上手くいかないもんだ。悲しい。おススメです。ぜひ観てください。