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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「孤狼の血 LEVEL2」もなかなかでしたよ

 

 Amazonプライム。前作の感想はコチラ↓

koyan.hatenablog.com

 さすが忘備録だけあって、まるでたいしたこと書いてありません、我ながら。ただ、良かったことは確かでした。その続編てことで、逆に不安が付きまといつつ恐る恐る鑑賞。

 役所広司演じる大上刑事亡き後、その後継者として松坂桃李演じる日岡刑事が広島のやくざの世界をコントロールしておりました。おかげで三年間ひとりの死者も出なかったと。

 で、ここ大事なんですが、大上と同じ目線で日岡見ちゃだめなんですよ。なんたって違う人間なんですから。もちろん日岡も前作の頃の優等生刑事と打って変わって、かなりの迫力出してますが、そこはちゃんと違いは違いとして微妙ながらも描かれております。

 今作の主人公はなんと言っても鈴木亮平演じる上林。最初刑期を終えて出てくるときに、刑務官にお世話になりましたと頭を下げているシーンがあります。そのときの刑務下院の対応が???だったのですが、のちのちそういうことねと、思い知らされますよ。

 それにしても鈴木亮平、相変わらず役への没頭ぶりはすさまじく、上林という昔ながらというか、それさへ当てはまらないようなぶっ飛んだやくざを演じてくれました。

 そしてもうひとり、日岡の弟分のような役で、やくざのスパイをやっていたチンタ役の村上虹郎、久々に見た気がする役者なんですが、とてもいい演技を見せてくれました。昔ね、彼が不良高校生の役をやってたドラマを観ていたんですが、独特の雰囲気があって気になっていたんですよ。今回は当たり役もらってよかった、よかった。

 ストーリー的には日岡のおかげか、やくざさんたちビジネス方面に暗躍しておりまして、表立った騒ぎはなしだったのですが、出所してきた上林のおかげでシッチャカメッチャカ。って感じでしょうか。アクションは迫力あるし、あの裏切り、背筋がゾゾっとしましたよ。怖いですね~、誰とは書きませんが。

 というわけで、前作を推薦してくれた床屋のマスターは、役所広司が死んだんで続編は観ないと言っておりました。その作品をハナシのネタに観てみたのですが、とても楽しめましたよ、いろんな意味で。おススメです。