なんかね、犬神家みたいな雰囲気を醸し出していたので、予約録画。主人公の役者さん(榎本孝明)、知らないわけじゃないけど、あまりなじみがない。石坂浩二に期待していたら、お兄さんでちょい役。そして問題は、市川崑。
そう、固いんだよ、作りが。この手の素人探偵ものは、もっとカジュアルに作らないといけない。能を題材にしているっていうのもあるけど、いちいち固い。監督は市川崑じゃない方が良かったと、勝手に思ってます。
関係ないけど、若さって大事だなと思ったのが財前直見。まあかわいいこと。特別美人な人じゃないけど、若さってね、やはり凄いんだねってハナシ。
そうそう、岸恵子。この人あと10歳若かったらと、ふと感慨に耽ってしまった。奇麗な人だよね、ものすごく。
というわけで、正直イマイチなのでした。おススメできなくて、残念。