リーアム・ニーソンですよ、あの。「シンドラーのリスト」で初めて見て、なかなかに渋い俳優さんだなと思っていたのですが、その後彼の映画を観た感想はあまり褒められたものじゃない的なもの。イマイチ記憶は曖昧ですが、一つだけ覚えているのがたしか「ホーンテッド」でしたっけ?。お化け屋敷に調査に来たハナシ。もちろん彼が主役ですが、かなり酷いという印象しかありません。
と書いたのは、今回もちょっと不安になりつつ予約録画したわけです。また、ハズレじゃなかろうかと。でもね、今作はいい感じでした。期待を裏切られてうれしかったです。
保険屋さん勤めの60歳。いきなり解雇を言い渡されてアタフタ。そんな彼にいつもの通勤電車で怪しい女性が近づきます。とあるミッションをクリアしてくれれば10万ドルの報酬を得られると。
脚本がいいんでしょうか?、次から次へと彼を悩ませる課題が降りかかる。観ている側をあきさせないスピード感。体を張ったアクションも盛りだくさん。還暦ですよ、彼。いやはやお疲れ様です。
終わり方もいいですね。全体的に好みの作品です。というわけで、もちろんお勧めしますよ。題名的に避けちゃう人もいるかもしれませんが、わたし的にとても楽しめました。